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東日本フェリーがまだあったころ、下北半島の大畑港から函館、室蘭を結ぶ航路があった。そのターミナルは、いまやわずかな釣り人が出入りする場所となっている。

奥に、桟橋が見える。出入りできないようにブロックで囲まれている。本当は写真を撮りたかったが、地元のか、若者たちがそこで遊んでいたのでカメラを向けることも、観察することもためらわれたので見ていない。

建屋はブロックで取り囲まれている。それは、かつては別の形で、冒頭写真でいえば消波ブロックがある位置に配置されていたもので、「いってらしゃい北海道」「ようこそ本州北端大畑へ」と書いてあったものだ(後述)。それが、文字が読めない角度に並べ直されている。

建屋には「東日本フェリー」の表示が残る。この施設はリベラが継承しているのだろうか、それともなんらかの形でむつ市(合併前は大畑町)のものになっているのだろうか。

* * *

 
 
 

1997年の夏休み、友人と4人で大畑までやってきた。金曜深夜に常磐道、磐越道、東北道で八戸のあたりまで走り、そのまま薬研でキャンプ。翌日は恐山などを見たりして、大畑に行った。その晩、つまり土曜日、大畑では静かなねぶた祭りがあった(大畑はnebuta、のようだ)。深夜、このターミナルで友人二人を見送った。おそらく、彼らが向かったのは2時50分発の室蘭行きだったと思う。この航路は欲998年に休止となった。(2往復していた気がする)

いま思えば、下北から4時間で室蘭というのはとても早いと感じる。逆に十分な休憩にはならな時間でもあると思う。

私ともう一人の友人はそのまま大畑のフェリーターミナルでテントを貼り、翌日は雨の中を一緒に走って狩場沢駅の軒下で寝て、その翌朝別れてそれぞれ東北をツーリングした。


こちらのサイトに、生きていた頃の大畑港の写真がある。
http://oppama-garage.jp/drive19970812.html
http://makiken.at.webry.info/200704/article_22.html
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