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平成18年(2006年)型の、200系ハイエースのI型(2KD)。13万kmくらいになったところで、エンジン始動時にアイドリングが不安定になることがあり、ときには車体がぐわんぐわん揺れるほどに。しばらく走ると安定するので様子を見ていたが、やがてそれがひどくなり、始動してからエンストしてしまった。これはまずい。200系によく聞く、噴射ポンプの不調だ。こういうことだ。

ハイエース200系等のインジェクターを再生・復活させる洗浄サービス

このサイトによれば、交換となると1本5万、トータルで30万を超すコース。とはいえ、もしかしたら別の原因ということもありうるわけで、まずはディーラーの見解がほしくて持っていった。すると、やはりインジェクタ・コモンレールASSY交換等々で約39万円の見積もりが出た。高額なのは(すべて見積書の表記による)、

・インジェクター代 122195
・インジェクションポンプASSY取替 37044
・ポンプ代 114325
・コモンレール代 31166
・コモンレールASSY 35748
・同 取り替え 42336

などだ。

はいそうですかと39万を出す余裕はないので、交換ではなく洗浄の方向でいろいろ検索していると、埼玉県八潮市の「大勝」が同様のサービスを行っていることがわかった。問い合わせてみると「洗浄しても、復活するかどうかは保証できません」とのこと。まったくもって正直な言い分だ。とはいえ、十数万円で済むかもしれない。ダメ元で依頼した。

結果からいうと、洗浄はせず、サクションコントロールバルブ(SCV)の交換、約7万円で済んだ。


(写真は、大勝からもらったもの)

・燃料圧力目標値30000KPaに対し24160~40640KPaの不安定状態
・SCV不良

・SCVの交換で燃料圧力29810~30264KPaに安定

SCVの部品代が26300円。トヨタの見積もりには、これはない。もしかすると、トヨタに預けても、それで済んだのかもしれない。あるいは、そこではなく、インジェクターの交換でも調子が戻らず、さらにSCV交換だったかもしれない。

以来2年、2万km、エンジンは好調だが、いずれインジェクターもトラブルを抱えるときが来るのかもしれない。

SCV交換と効果については下記のブログがわかりやすい。それによれば、トヨタ純正SCVは34000円、中国製だと7000円程度とのことだ。ただ、オチがついて、燃料漏れになっている。

サクションコントロールバルブ(SCV)交換_その1
サクションコントロールバルブ(SCV)交換_その2
燃料漏れ発生!中華SCVダメだった


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