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魚梁瀬森林鉄道二股橋のすぐ近くにある、電源開発二又発電所の水圧管路。奈半利川上流の久木ダムからと、小川川上流の木材を使った砂防ダム近くから取水している。両者の合流地点にはサージタンク等があるのだろうか。GoogleEarthで見てもよくわからない。 こちらは「二又」、先の橋は「二股」。こうした表記の揺れはよくある。 非常に引きで取りづらい場所。ハッチの両端にはレールがあるので、ハッチごとスライドするのだろうか。 ものすごい存在感の水圧管路が1本。 PR
中国電力八東発電所の水圧管路。県道の下に潜っている。
その取り付け口。 建屋は木造、下見板張りなのだが、その板が長い。いや、正確にはそれぞれの段で次いであるのだが、塗装が重ねられ、接続部分が見えなくなっている。 いちばん下の写真、建屋の手前に端が見えるが…。 廃道だった。おそらくこの県道が嵩上げされ、橋との接続が断たれてしまったのだろう。
秋山郷を走る、と言ったら「穴藤ダムぜひ!」というコメントをいただいたので、立ち寄った。おかげで穴藤橋も発見できたし、感謝>さくのさん。
ダムの諸元はダムマニアさんのサイトをどうぞ。 写真は中津川の右岸からで、左が上流=ダム湖、右が下流だ。下流対岸に発電所が見える。これは中津川第一発電所で、この穴藤ダムとは関係ない。写真左上の山の上に高野山調整池があり、そこから水を落として水力発電をしている。水源は秋山郷最奥の集落・切明にある切明発電所の放流水と、雑魚川からの取水である。穴藤ダムの水は、ひたすら左岸の斜面の中を下り、下流の中津川第二発電所で利用される。 堤体側に回り込む。落差は10mほどか。 もちょっと近くで。 下流に目を向けると、このように中津川第一発電所がある。中央の建物に1~3号機、左の別棟に4号機がある。 真正面から。「東京電力」である。信濃川水系全体では、東北電力が新潟県内、中部電力が長野県内の水利権を持つが、この中津川水系は東京電力となる。取水口は長野県だったりするので、長野県は、東北・東京・中部の三社に水を供給していることになる。 発電所背後の水圧管路。かなりの落差だ。背後の山の上に高野山調整池があると書いたが、調整池から発電所までの落差は400m以上ある。2本の管路が見えるうち、1本は1~3号機用、もう1本が4号機用である。 1号機から3号機までに給水する管路は下部で3ルートに別れる。そして発電所の下に潜り込んでいた。 ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ この水圧管路は、国道158号にかかっている。国道158と聞くと、ほとんどの人は松本から上高地、高山へと抜けるルートを想定するに違いない。しかし、これは福井県にある。越美北線の勝原駅の近くだ。水力ドットコムによれば、この鉄管の内径は最大4740mm、細いところで3200mm。1本の鉄管がドカンと落ちている。 好みは分かれるでしょうが、こんな仕上げで。 超広角で寄っているが、もっと下がると、このように越美北線が見える。 第二九頭竜川橋梁。一番スパンの大きいのは、流路をまたぐ上路ワーレントラスで、支間46.8m。向かって右、見えないけれども9.8mの鈑桁がかかっている。 こうして見ると、短い鈑桁数本+背の高い橋脚数本よりも、長いトラス桁+橋脚2本のほうが安くできるんじゃないか、なんて思ってしまうけれど、おそらく架設のコストがぜんぜん違うのだろうな。鈑桁は、この場合は操重車(1960年架設なので、ソ1かソ200か微妙)で架設、トラスは懸吊式ケーブルエレクションである。この時代の上路トラスは、懸吊式ケーブルエレクション工法で、という記述をよく見かける。工法の分布についてはまったく不勉強なので、強化せねば。 |
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