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今日、中国の地図を逆さまに見る機会があった。当然、そこには漢字が逆さまに見えている。その中で、「昆」が見えてきて、突如上下に分離した。よく見ると「日比谷」の「日比」である。どこかの地名ではあるのだが、思い出せないので「昆虫」とする。

20100310-2.PNG










これでは、あまり、同意を得られないかもしれないが、こうしたらどうだろう。
20100310-3.png

















そら、とたんに「日」と「比」が分離しはじめる。遠近感は偉大だ。


改めて「昆」と対峙してみる。
20100310-4.PNG

















右向きの寸詰まりのロボットみたいに見えてこないだろうか。「比」が、ファイティングポーズをとった腕と、おもちゃのロボットの脚、みたいな。手塚治虫のロビタとか、R2-D2(よくしらない)とか。それらが押し問答しているようなイメージが思い浮かんだ。時折、後方で飛び上がったりするような。そんなイメージ。

どうだ。(なぜか静止画になってしまう。ぜひクリックしてご覧いただきたい)
20100310kon2.gif




















このイメージの原点がなんなのかは掴めていない。

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nagajisさんの『編集部録"』で恐れ多くも触れていただいたので、触発されて眺めてみた。

20100304-1.PNG



















の文字を。右向きで白目向いて下顎尽きだして唾飛ばして笑っている顔に見えなくもないが、なかなか図示しづらい。

 
高校生の頃、雁垂のノの部分を長く書いている友人がいた。「心」も垂れの中に収めてしまうのである。こうなる。
なんだか髪の長い女性的な漢字がする。とかいて「漢字がする」という誤変換はできすぎのような機がする。と、ここで「気がする」とちゃんと変換しろよ、atok。3000円くらいもしたんだからさ。

して、垂れ(「ノ」の部分)が長くなると、「戊」という形から垂れが遊離し始め、そこはかとなく「惑」という字に見えてくる。

20100304-3.PNG


















並べると、明らかに違うので、ちょっと細工してみる。

20100304-4.PNG






 
 














ああ。。。それぞれのパーツが主張し始めた。「心」の点々が、それぞれどこかに行ってしまいそうだ。

もろもろ調整して、「感」と隣り合わせてみよう。
20100304-6.PNG



















冒頭に戻る。「右向きの横顔に見える」と書いた。それがふたつあれば、正面に見えるのではないか? と思って、いろいろ試したら、こうなった。

20100304-5.PNG



















単純に、「感」の文字を並べ、右側を左右反転し、字詰めを詰めただけである。各パーツのバランスは崩していない。しかし、ごく一部で惜しいところがある。「心」の「乚」だけを、ほんの少し動かしたら完成だ。

20100304-7.PNG


















「心」が向き合う部分(なんていい表現なのだ)を口髭+ケツ顎のまじめな顔と見るか、ツルぴかはげ丸のように舌を出して上に向けているおちゃらけた顔と見るかは、見る人の感性に従うだろう。

「感」の持っていたポテンシャルを引き出すことができて、ちょっと嬉しい。



色を塗って完成。
20100304-8.jpg



20100211.jpg


志布志市志布志町志布志志布志市役所志布志支所 




小さな文字で見るからこそ、である。「志」「布」「市」「支」「所」の上半分に2本の横線が入り、市なのに同名の町と字が重なり、市役所なのに同名の支所があるという奇跡が重なるとこのような住所となる。あえて字名と市役所名の間にスペースを置かず、番地表示も入れないのはあざといかもしれない。


「町」と「役」が邪魔なので外してみる。

志布志市志布志志布志志布志市所志布志支所 

一本の物干し竿に並べて吊された洗濯物のようにも見える。立体視したくなるが、なにもおきない。

上越新幹線の「上越」が、新潟県の地域としての「上越」と異なるのは
よく知られている。
新幹線は「上野国」と「越後国」の頭文字。
「上越国境」という使い方が正しい使い方。
地域名は、京都から見た越(古志)国を、京都に近いほうから上、中、下と呼んだもの。

さて、上越新幹線や上越線と平行して、関越自動車道がある。
「関東」と「越後」の頭文字からの命名である。

しかし「関東」もまた、「箱根の東」の意であり、そうなると
「箱根の東と越後」という意味になってしまう。
清水峠のルートにだって、湯桧曽と清水に関所はあったのだから、
このルートも「箱根の東」に含めるのもなんだかなあ、と思う。

いやもう「関東」で一語だから、いいのか。




仕事がらみでビデオを見てる。
某ブランドショップの店員
「お値段の方が安くなってございます」

しかもテロップ入りだ。

「方」の多用はまあいい。
「あのー」とか「えー」とかと同じと思えばいい。

でも、「あります」に置き換えられないものを「ございます」にすんな!
テロップつけるときに置き換えやがれ。


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