2025年2月、姫路の飾磨港から家島、そして坊勢島に渡った。そのなかでも、家島南西部の網手(あで)港から坊勢島奈座港に渡る坊勢渡船がとても魅力的だった。
網手港は無人だけれど、ここから、この大きさの船が11往復も出ているのだ。
網手港そのものは後述する。この渡船は原付も搭載可能なので、てっきりランプを備える船だと思っていたら、なんと渡り板で原付を渡していた。このときは郵便バイクが2台。
「客室」への出入口はなく、操縦室を通っていく。このときは2名の地元の方も乗船。
さて、網手港。家島の主たる集落の一つ、真浦から峠を越えて歩いてくると、こんなふうに眼下に見えてくる。
島内は原付がとても多い。ここにもこれ以上止まっているので、この渡船で坊勢島に通う人が数十人はいるのだろう。
待合室。この日は風がかなり強かったので、中に入ってもあまり風除けにはならなかった。
冬とはいえ、瀬戸内。こうしたコンクリート待合室の窓ごしに眺める海と空は、とてものんびりしていた。
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