新潟県自然科学館の屋外展示、29622。長らく新潟県の坂町機関区で米坂線の仕業に従事していたが、のち岩見沢機関区に転属、昭和51年1月17日廃車。
給水温め器ナシ。化粧煙突だがクルクルパー付き。エアタンクは左が前、右が中央。切り詰めデフ。もっとも、米坂線時代のデフは通常の形なので、岩見沢に転属後に切り詰められたものだろう。デッキの手すりもそのときか。(※…などと考えていたのだが、驚愕の事実が。文末参照) 白い差し色が余計な化粧だ。主連棒の赤もいらない。 テンダの後ろ姿ってかっこいいよね。 ライターの草町義和さんより指摘があり、こちらのサイトを紹介されました。なんということでしょう。ぜひご覧ください。 http://www2s.biglobe.ne.jp/~makoto_w/SL/29622/29622_1.htm PR
もっともかっこいいと思う蒸気機関車は、キューロクである。スマートなボイラが高い位置にあり、一方で短足と形容できる径の小さな動輪、そして1両ごとに位置がバラバラなエアタンクとパイピング。なぜキューロクの動態保存機がないのか、私はおおいに不満である。
デフはあってもなくてもいいが、あるなら切り詰めデフがいい。煙突は化粧煙突がいい。その後ろに給水温め器があるとなおいい。エアタンクは、少なくとも左は前方がいい。右は、コンプレッサーとの兼ね合いで前方でない場合もあるが、それはそれでいい。キャブ下のS字カーブはどちらでもいい。…となると、具体的には79618などがかなり近い。 これは、大井川鐵道の千頭駅構内に保存展示してあるキューロクで、49616。雨ざらしゆえ多少のくすみはあるけれども、容姿の美しさは毫も揺るがない。 エイ出版の『9600』、ひどいできのものが多いエイの本とは思えないほど普通に鉄道書だ。キューロクの専門書はなかなかないので、大切に眺めている。 |
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