数値地図。PCで閲覧できるこの数値地図に、とっくに廃止になった路線が描かれていて驚くことがある。

数値地図5万にある、渚滑線。最新の刊行は平成17年。紙地図のほうの
5万図「滝上」の図歴を見ると、なんと昭和52年11月30日編集版が最後。そして、世界測地系に対応させた際も、同じものを測地系だけ変えて、同じ昭和52年11月30日編集」のまま刊行している。
当然。数値地図化する際にはその地図を使うため、こうして渚滑線が残ってしまったわけだ。
これは誤記ではなく経年変化について行けていない例だが、地形図にも誤記はある。二種類あって、一つは登山道などが実際の位置と微妙に異なるもの(資料を基に地形図を作成するときなどにできやすい)、もう一つは完全な誤記、単純ミスである。
上の地図、よく見ると。

「おちんない」。
◎ゆうちんない
×おちんない
どうしてこうなった?
地名は「おちんない」で正しい。真偽は不明だが、「おちん」がよろしくないとして駅名を「ゆうちん」とした、と聞いたことがある。国鉄は平気で漢字や読みを現地と異なるものにするので、ありうる話だ。
* * *
次。

新潟交通の電車線が載っている。これは数値地図50000「新潟」平成17年10月1日版。次の平成22年5月1日版では、残念ながらなくなっている。
…待て。ここもおかしい。
◎ひがしあおやま
×ひがしおおやま
開業年からして、もしかしたら昭和50年代にした誤記がそのまま受け継がれたのかもしれない。
(地図はすべて
カシミール3Dを使用した)
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