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スチーブンソン式弁装置を裏側から

スチーブンソン式弁装置を裏側から

鉄道

スチーブンソン式弁装置が動く!(東武博物館)
スチーブンソン式弁装置が動く!動画編(東武博物館)の続き。

梅小路蒸気機関車館に、元日鉄鉱業の1080が保存されている。これの下回りをノーファインダーで撮った。

後部、動輪側。動輪の車軸に、赤い円盤が四つついている。上向きの棒が全身用の偏心輪+偏心棒、下向き(水平に見える)の棒が後進用だ。

前方。巨大なクリップみたいな部品が加減リンク。そこから前方(写真で言うと左下側)に向かって偏心棒が突き出している。

別角度。

弁心棒。これがピストン弁(蒸気をシリンダーに入れる向きと量を調節する弁)をスライドさせる。


スチーブンソン式弁装置は、国鉄制式機のようなワルシャート式と違い、なじみがない方も多かろう。こちらのサイトにリンクを介したものだがGIFアニメがある。また、英語版wikipediaにはそれを改変して90度回転させたGIFアニメがある。これを見ると、前進時にも後進用の一式を動かしているのはいかにもムダで、徐々に廃れていったのもなるほどと感じる。


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「股裂き駅」日永駅のホーム上屋二種

「股裂き駅」日永駅のホーム上屋二種

古レール・駅ホーム上屋・柱

『百駅停車』(杉﨑行恭著/新潮社)のカバーにも登場する、近鉄特殊狭軌線の日永駅。下りる時間はなかったが、待ち合わせの間にさっと撮った。上から見ると三角形のホームの上に、ふたつの斜辺に平行する形でふたつのホーム上屋がある。右は西日永方面、左は内部方面だ。

さて、ホーム上屋。左の内部方面は、Y字型の支柱が古レールで、それ以外はすべて木製。対して西日永方面はその近代化版といった感じ。違うのは、Y字型の支柱が鉄骨製だということくらいで、ほかの部材は木材だ。

このホーム、隅から隅まで歩いてみたかった。

駅名標に見る、ゴナから新ゴへの転換

駅名標に見る、ゴナから新ゴへの転換

ゲシュタルト崩壊と言葉・文字

JR四国の駅名標にも、ゴナ版と新ゴ版があるのに気づいた。

まず、新ゴ。
「が」「き」「さ」がもっとも特徴的なのだが、他の書体も「いかにも新ゴ」だ。

そして、ゴナ。

新ゴと比較できるものを選んだ。「か」「き」「た」、どちらがお好みだろうか?


たまたま10件の駅名標を撮影していたが、見比べると、感じの駅名がゴシックのものは新ゴ、丸ゴシック(ナール?)のものはゴナ。所在地表記がゴシックのものは新ゴ、明朝のものはゴナのようだ。隣駅を指す矢印が三角であるか矢印形であるかは関係ないようだ。

口田沢郵便局(山形県)

口田沢郵便局(山形県)

郵便局舎

こういう郵便局舎は収集範囲ではないのだが、こういう建築もいつか誰も振り返らないうちに更新されるのだろうかと思い、撮影した。場所は米沢市の南西、鬼面川(おものがわ)沿い。

正面がすべてガラス張りというのが、銀行ぽい。そして、あろうことかその面積の四分の一ほどは紙が貼られており、採光のために奢ったガラスをいかしていない。

側面を見ると正面よりいささか古さを感じる。いや、正面もガラスの押さえは古めかしい、表面のタイルだけを貼り替えたのだろう。

これが郵政書体だったらどんなによかったことか。いやしかし、郵政書体の長体っぷりは受け継いでいる。郵政書体は明朝体だが、これは「郵政ゴシック」とでも名づけるべきものかもしれない。






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スチーブンソン式弁装置が動く!動画編(東武博物館)

鉄道

スチーブンソン式弁装置が動く!(東武博物館)ではなぜ動画を撮らなかったのかと後悔したので、撮ってきた。


車輪の下にローラーがあり、それが回転することによって車輪を動かしている。動輪に連動してロッド、ピストンと動き、さらには弁装置まで動いている。ピストンが動いているのは、シュコンシュコンという空気が圧縮された後に抜ける、というような音でわかる。



こちらがスチーブンソン式弁装置のキモたる部分。加減リンクから左、ピストン弁を駆動する棒(バルブスピンドル)があるのだが、その位置を見ると中立になっていた。考えて見れば当たり前のことだった。



よさこい橋(高知県)

よさこい橋(高知県)

アーチ橋

高知市内を歩いていて目に留まった美しいアーチ橋。並行する高知橋の欄干にスマホを置いて撮影した(以下すべてスマホ)。左に写りこんでいるのは高知橋のテラス。なぜテラスは向こうのアーチ橋の正面に位置しないのだろう? テラスはアーチ橋を見るためのものなのか、それともテラスのある高知橋を外から見たときに見栄えよくするためのものなのか。

さて、アーチ部材は円筒である。ランガーかと思ったが、床版が薄い。ローゼだろうか?

冒頭写真左側に回ってみると、なんと地下駐車場の入り口だった。歩車併用にして、車道部分だけにゲートがある。実に不恰好だ。

歩道を渡ると、冒頭写真右端、アーチ橋が川を渡ったところで道は地下にしか行けない。つまりこの橋は、一時は空中(水上)をゆき、そのあと一気に地下にもぐるための通路なのである。地下にもぐるために空中を走る。なんという矛盾。

橋の名前は「よさこい橋」という。なにもいうまい。





鉄道模型のジオラマにありそうなアポロ

鉄道模型のジオラマにありそうなアポロ

出光

角館から横手に向かうバリエーションルートと思って、東側の道を走っていたら、すてきな出光があった。しかし、軽量器には「閉店」という札が下げられていた。防火壁も低い、青空給油所。買い取って、自分のバイクとクルマの車庫兼整備場兼倉庫にしたい。

サービスルーム建屋の前面は直線で揃っているのに、ピット部分はその前面だけお義理で直線に付き合い、その奥は屋根がアーチ状になっている。これもまた好もしい。

このルートは走るクルマも少ないので、おかしな落書きなどされる可能性も少ないだろう。さて、いつまでこの姿でいてくれるだろうか。





懐かしいガラス

懐かしいガラス

記憶

実家は1981年に建て替えた。元の家は昭和一桁の築で、私の家族、大叔母とその息子、別の大叔母(独身)の3世帯同居、家の中に階段が三つ、台所が三つ、トイレが二つ、風呂がひとつあった。当たり前だが、全部和室だった。

廊下との仕切りは全てガラスの入った障子戸か襖だった。そのガラスは、戸によって違っていた。割れたら取り替えるからである。

ガラスは近所の人…たぶんガラス屋さんというわけではない、建具屋さん? 内装屋さん? とにかくその人に来てもらって、あり合わせのガラスを入れてもらった。戸のガラス押さえは木枠であり、金色の鍋頭の細くて小さいメクギを抜いてガラスを入れ替えていた。

…いまのいままで「メクギ」は「女釘」だと思っていたが、変換したら「目釘」と出た。それでは刀の用語になってしまう。果たして?


さて、ガラスが戸によって違っていたという話である。いま地方で空き家を見かけると、ガラスを見る。懐かしい、見覚えのあるガラスがはまっていることがあるのだ。新潟市内で採集したいくつかのガラスを紹介する。

多数の立方体に見えるこれは、こちらのサイトでは「キララ」となっている。

これは「銀河」というようだ。八方位みたいな模様の間を細かな砂利模様がびっしりと埋め尽くしている。

これはなんだろう? 子供の頃は「鵜の足」という貝を連想させるものだと思っていた。


いまの家はすべてアルミサッシであり、ガラスも破損時に飛散しないように線入りになってしまった。そしてとても頑丈になった。古いガラスは少しぶつかるだけでよく割れたものだ。






No Image

ジェイ・ダイナーの思い出(遅延の話)

鉄道

ジェイ・ダイナーの思い出(100系カフェテリア編)
ジェイ・ダイナーの思い出(100系カフェテリア編 その2)
ジェイ・ダイナーの思い出(コーヒー編)
ジェイ・ダイナーの思い出(大阪まで1日2往復する話)
ジェイ・ダイナーの思い出(0系Y編成・こだま編)
ジェイ・ダイナーの思い出(100系11号車多目的室)
の続き。

1992年10月13日、私のメモでは「新富士-三島間 ゲリラによるケーブル切断、5~6時間遅れ」とある。ちょっと検索してもこのことは出てこないのだが、これが事実として書く。

4年間のバイト中、なんどか大幅遅延を経験したが、この日乗務していた209A―242Aの体験はなかなか得がたいものだった。女性の同僚と二人で乗務していた。

下り209Aは70分遅れた。新大阪まで行くと242Aに間に合わないために京都駅で下車、そこで昼食をとったかどうか忘れたが、こういうときは確か550円まで領収証を切っていいことになっていたので、立ち食い蕎麦かなにかを食べてから242Aに乗った。クルーも同じ209A―242Aの乗務行路、メモにはないが、同じく京都で下車して折り返したはずだ。下り209Aでの食材その他はどうしたのか、それはもはやわからないが、カフェテリアの荷物置き場に置いて、あとは新大阪の基地の人に委ねたに違いない。そして242Aも、食材や飲料の積み込みだけしてもらって、京都から乗り込んで準備開始…となったはずだ。

この日、おそらく朝からの混乱の影響で、ベテランクルーが2組、乗務していた。ふだんは二人しかいないところ、ベテランが四人いる。そして「こだま」430Aに乗務予定だった男性の食堂長が、折り返しの列車がないということで同乗してきた。昼を挟む、混雑した242Aにとっては最高の布陣となった。

かなり混んでいる中、私はA車ワゴンを担当した。すごい勢いでものが売れる。名古屋までに弁当類がなくなると名古屋駅の業者に注文して弁当を入れてもらうのだが、それもすぐなくなった。列車は停止と発進を繰り返す。遅れは1時間、2時間、3時間…と拡大していく。カフェテリアには長蛇の列、こんなときにベテランクルーが倍、しかも食堂長まで乗っているのはバイトとしてもとても心強い。

やがて、カフェテリアの食材は、お新香や抹茶ババロアすらなくなってしまった。バックヤードの冷蔵庫にはビールが十数ケースあるのだが、それもすべてなくなった。ジュース、ウーロン茶、ワンカップ、あらゆるものがなくなった。もはや売るものはコーヒーしかない。

結局5時間35分遅れ、つまり乗務時間としては8時間20分近くなった。売り物がなくなったのはどのあたりまで来たときかうろ覚えだが、まだ到着まで2時間以上はあったと思う。売店にはクルーの中で一番若い人がコーヒー要員として立ち、ほかの4人とぼくらバイト二人は休憩室に入った。

この日のA車売上げは15万円を超えた。カフェテリアの売上金額は覚えていないが、見たこともない金額になっていたと思う。別の列車に乗っていたある女性のベテランバイトは売上げが20万円を超えたとメモにある。車販バイトの20万円というのは、私の知る限り、空前絶後である。
* * *

遅れた列車がすべてこのように売り上げることができるわけではない。私の乗った242Aは、混雑度、売り手側、食材や飲料、それらすべてがうまくまわった結果だ。こういう日は列車の混み具合もまったく予想がつかず、ガラガラに近い列車もあれば、通路までギッシリ立つ列車もある。どちらにしろ、売上げは少なくなる。

この日の乗務は大変だったが、本当に楽しかった。

<関連事項>
ジェイ・ダイナーの思い出(100系11号車多目的室)


『図解・首都高速の科学』(川辺謙一著/講談社ブルーバックス)

『図解・首都高速の科学』(川辺謙一著/講談社ブルーバックス)

道路史・道路の本


『鉄道を科学する 日々の運行を静かに支える技術』
『鉄道をつくる人たち』の川辺さんが道路の取材をされていることはうかがっていたが、ようやく刊行された。それが本書だ。

ブルーバックスらしく、そしてイラストレーターでもある川辺さんらしく図版が多用された本書は、首都高のルートが地中にもぐり、駆け上がり、天空を走り、上下に分かれ、別のルートと複雑に接続し…という線形の妙や高架橋の立体的な構造がとてもわかりやすく描かれている。


私などは、ついこういうのは鳥瞰図で考えてしまうのだが、これはイラストならではの見やすさだ。

本書の目次はブルーバックスのサイトにあるが、

第1章 首都高速の原点=都心環状線
第2章 首都高速ネットワーク
第3章 建設技術の発展=羽田・横羽線と湾岸線
第4章 交通管制システム
第5章 新しい首都高速=中央環状線
第6章 山手トンネルの技術
第7章 ジャンクションと立体構造
第8章 首都高速の維持管理と未来

という仕立てで、首都高速道路の建設史の間に首都高にまつわる関連事項が挿入されている。建設史は、そのルートの建設に当たって編み出された考え方、工法などが丁寧に図版とともに解説されている。相当な取材量だったようで、さらりと、でもしっかりと書いてある。

個人的には、いま東京メトロ…というか営団地下鉄の建設史を追っかけているので、それと同じようなことが書かれていることに興味を覚えた。例えば151ページ、中央環状線が都営三田線の上を通っているところはラケット型橋脚の上と中を首都高が走っているが、その足下は地中で二手に分かれ、真下にある三田線の構造物に負荷をかけないようになっているということや、並行する2本のシールドトンネルをくっつけてしまう開削切開き工法のことなどだ。このあたり、営団の各路線の建設概要と比べてみると、時代性がわかって面白いかもしれない。


新書なので紙数に限りがあるし脱線しすぎてもいけないのは重々承知だが、「アーチ橋」「シールド工法」「ディビダーク工法」などの言葉が、他の形式・工法と比べてどうなのか、それぞれの長短はどれなのか、ということがわかればなおよかったと思う。「なぜ首都高でそれが採用されたのか」(は書いてある)だけでなく、土木全般の基本がわかるからだ。いや、これは求めすぎか。

首都高や高速道路に関する本はいくつか出ているが、ムックよりも、むしろ本書のほうがわかりやすいかもしれない。一般道路にも応用できる知識も多数散りばめてあるので、道路ファンはぜひ読んで欲しい。




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