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尾道から、向島・満越・百島を経て常石を結ぶ、備後商船の航路。1日4往復ある。百島はわかるが、常石とを結ぶ需要は、どういうものなんだろう。常石造船があるとはいえ、陸路を行くほうが時間に縛られないしお金もかからないし…?

 
このフェリーは尾道から出るが、尾道では車両を積めないので、航送するならば向島の歌港からとなる。意外にクルマが並んでいるが、百島のクルマのようだ。

プレハブの1階が待合室。なにもない。

 
フェリー百風。瀬戸内の船らしく、航路を正面に掲げている。

 
乗り込む。


 
バイクを固縛などしない。瀬戸内なので。

 
歌港は無人なので、船内できっぷを買う。「常石まで」と言ったのに、福田(百島)までのきっぷが発行されてしまった。常石まで行く人などいないから…? 申し出て差額を支払ったが、きっぷはそのままだった。


船内にある神原造船の銘板。

 
 
車両甲板に台車が一つ。郵袋とダンボール。ダンボールは冒頭のCOOPのトラックから出てきたような気もする。

 
満島港。徒歩客が降りていくのみ。クルマの出入りはなし。

 
百島・福田港。クルマが降り、クルマが乗ってくる。

 
 
常石港着。


 
常石の待合室には券売機があった。




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鉄道のない小豆島に、ワム80000と形式不明の会社の廃車体があった。

 
国鉄末期、「17万円~」で売られていた有蓋車。海を渡って山の上に設置され、もうすぐ40年になると思われる。おそらく、現役時代より、ここに置かれた時間のほうが長い。





 
山陽本線三石駅のほど近くにある4連の煉瓦アーチ橋。なかなか写真が撮りづらい場所で、朝行ったために順光の下り線側(南側)は陰がかかり、しかも手前に歩道橋、その手前に国道2号のバイパスの橋梁。上り線側(北側)は日陰でクルマが停まっていた。

 
右端(第1径間、神戸側)のアーチは車道になっている。

 
左側(第4径間、岡山側)のアーチの半分は人道。これらの道路・人道は、当初からなのか、後からこうしたのかはわからない。

 

「中国建設弘済会アーカイブス」の解説によると、下り線のアーチ部分に「竪積み」があるとのことだが、よくわからない。

 
 
 
上り線側(北側)。右側に市のクルマが停まっていたが、用が終わったらしく、見学している間に立ち去ってくれた。

「中国建設弘済会アーカイブス」の解説によると、上り線のアーチ部分に「弧状の異形煉瓦」があるとのことだが、これもよくわからない。

<追記:@roadexplorerさんより下記のご教示をいただきました>


中国建設弘済会が誤記し、それを国交省が孫引きして、誤記を拡散している。改めて、「群」を個別に解説している土木学会の「中国地方の選奨土木遺産」を見ると、竪積みがあるのは野道架道橋、異形煉瓦があるのは寺前川橋梁上り線のようだ。
<追記ここまで>

 
この三石金剛川橋梁(三石金剛川拱橋とか三石煉瓦拱渠群(のひとつ)ともいう)は、最初は単線で開業したものを、複線化にあたり上り線側に拡幅している。その境はヴォールト内部にハッキリと見えている。写真右が下り線側(当初側)、左が上り線側(線増側)。

そもそも備前は耐火煉瓦の産地。地元で焼かれた煉瓦で築かれている。煉瓦の歴史としては、いわゆる赤煉瓦から焼過煉瓦(やきすぎれんが)に移行していくが、それが、赤煉瓦の下り線、焼過煉瓦の上り線に見て取れる。

それにしても、この程度の土被りでも水漏れが発生するのは興味深い。土の湛水能力のすごさを感じる。









 
奈良県の吉野川にかかる「水道橋」。連続トラスなのに、パッと見て右側が歪んで見える。コレはレンズのせいとかではなく、クルマを運転中に迫ってくる形を肉眼で見ても、違和感を持つ。

測ったわけではないが、見る限り、端部で高さが変わっているような気がする。橋門構に向けて広がっている?

 
 
北側、右岸。立派な親柱がある。左は「水道橋」、右は「吉野川」。左の端柱の銘板には

水道橋
1984年7月
奈良県水道局
道示(1980)一等橋
使用鋼 SM50YA・YB SM41A・B・C、SS41
製作 松尾橋梁株式会社

右の端柱にも銘板があるのだが、なぜか撮っていなかった。資金源が書いてあるようだ。

 
南側、左岸。親柱は「すいどうばし」「よしのがわ」。




 
中京圏の山間部。奥の母屋と共に土壁だから、かなり古い建物のようだ。下向きの矢羽根形に板が打たれた開き戸は(更新されたかもしれないが)建ったころからあったのだろうか、それとも建ったときは開放されたいたのだろうか。

扉の固定は大きな角材による閂。出入口が道路と並行になっているので、右側の扉を開くと荷物の出し入れがやりにくそうだ。


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