三重県紀北町。「紀伊長島」というほうがわかりやすいという人がいるかもしれない、その町に、可動橋がある。「江ノ浦橋」だ。平成5年に作られた橋だ。
写真は西から。この奥に、より空頭が大きな「江ノ浦大橋」がある。
なんとか日があるうちにたどりつき、動く時刻などわからないので、というよりも「動くわけはない」と思ってあれこれ眺めていた。すると、操作室から男性が私に向かって叫んでいる。「遮断機の外へ出なさい」ということだった。あまりに訛っていて聞き取れなかった。すると、ゲームセンターか、というようなけたたましい音楽が鳴り始めた。また、『アメイジング・グレイス』も同時に鳴った。遮断機が下りると同時に桁が上昇した。
説明してもしょうがないので、動画をご覧いただきたい。急すぎてドローンを用意する時間などなかった。
さて、江ノ浦橋。写真は北側。「左岸」といってもいいのだろうか。遮断機が両側にあり、信号機がある。
自動車は通行禁止。しかし二輪車はよい。私がここにいた30分ほどの間に、スクーターが5~6台は通過していった。親柱は「えのうらはし/長島港」。
遮断機は京三製作所製のMCG-MA6S型。そうか、電動機電圧は105Vなのか。
信号機。こうやって写真を撮っていたら、橋が動くというので退去。メーカー等は撮っていない。
北側右の親柱。「江ノ浦橋」「平成5年7月竣工」。
ラス&ロードさんの記事によれば、3代目であり、2代目は跳開橋だったとのこと。
南側。
対岸、南側の左の親柱。「江ノ浦橋」「平成5年7月竣工」。
南側の右の親柱。「えのうらはし」「長島港」。
操作室。北側にお住まいの方とお話していたら、「管理しているのは友人だから、操作室を見学させてくれといえばさせてくれるだろう。○○に聞いた、といえばいい」と言われたのだが、奥手なのでそれはできなかった。
この江ノ浦橋も、筑後川昇開橋のように、ケーブルが桁の上に渡してあり、モーターは操作室側に一つだけで桁を上下させる。
この支柱の外側にはカウンターウエイトがある。動画で、ウエイトが下がっていくのが見られる。動画のように、桁は最上部までは上げず、船が通れる高さまでしか上げないようだ。
16時くらいからの30分間で2回上がったので、ご参考まで。
これよりもう少し上、上がった桁と下がったカウンターウエイトが同じくらいまで、桁は上がる。