ダムの諸元はダムマニアさんのサイトをどうぞ。 写真は中津川の右岸からで、左が上流=ダム湖、右が下流だ。下流対岸に発電所が見える。これは中津川第一発電所で、この穴藤ダムとは関係ない。写真左上の山の上に高野山調整池があり、そこから水を落として水力発電をしている。水源は秋山郷最奥の集落・切明にある切明発電所の放流水と、雑魚川からの取水である。穴藤ダムの水は、ひたすら左岸の斜面の中を下り、下流の中津川第二発電所で利用される。 PR 主塔は鋼製。トラス構造ではなく、アングル材をブレースとともに組んでいる。装飾的なものは一切ない。 写真は、穴藤の集落がある左岸から。この区間の国道は右岸である。なお、少し上流(南)には結東(けっとう)という集落もある。 穴藤ダムについては後日。 ![]()
道路除雪車のサスペンションでは道路除雪車の前輪にサスペンションがないことを書いたが、鉄道用のラッセル車、キ100形も前位台車にはサスペンションがない。
キ100形は各地で保存されているので、実見される方はぜひ足下を覗いてほしい。また、個人的には連結器の鋳物感が秀逸なので、こちらもぜひ。前位台車はTR42という形式で、トキ15000やタキ1900などでよく見られるスリーピース台車(ベッテンドルフ台車とも)・TR41から枕バネを取り払ったものである。もともとTR42は軸バネを備えていないので、一切のバネがないことになる。また、画像右上に少し見えているだけなのでわかりづらいが、床板は木である。 (参考:TR42。軸箱は台車枠と一体であり、軸バネはない。枕バネは板バネ) ![]()
スノーワーカーズ・バレエ 越後妻有 大地の芸術祭に関連して。
除雪車、とくにロータリー除雪車は、路面からのオーガ(ロータリー除雪部分)の高さは一定でなくてはならない。そのため、前輪はリジッド、後輪のみにサスペンションがついている。 操舵装置は油圧駆動である。ハンドルを切ると、後部から前部に渡された油圧装置が伸び縮みする。 こうした特殊な機械をのぞき込むのはおもしろい。 スノーワーカーズ・バレエこと「雪上舞踏会」は、除雪車で演技をするというもの。除雪用ホイールドーザ(以下、目的からラッセルとする)、ロータリー、それにモーターグレーダーで構成される。詳細はこちら。 物語はシンプルなのだが、除雪車でこんな表現ができるのかという発見もあり、あるいはこうした重機はもっと日の当たる場所に出てもいいんじゃないかと思ったりもした。非常に面白いものだった。観客も予想以上に多く、おそらく1000人以上はいたのではないか。 このバレエでいいと思ったのは、余計な音楽がないことだ。除雪車の音しかしない。いや、むしろ、除雪車が発する音はもっと大きくていい。しかし、除雪車はどれも防音仕様、迫力あるエンジン音が響き渡るわけではない。ここは、このイベントのときだけは、そういう仕様にしてもいいのではないだろうか。 (動画) 後半はロータリーの出番。 (動画) 終了後は、オペレータさんたちが下りてきて一礼。拍手の渦。感動的だ。その後、各除雪車の運転席が開放され、記念写真大会となる。 コミカルな演出も楽しいスノーワーカーズ・バレエ。聞けば、十日町の除雪技術は非常に高度であるという。過去に何度も深夜早朝の道路除雪を見ているが、この地域のオペはほんとうにすごい。冬になったら写真を撮りに行こうかしら。。。 |
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