重油を運ぶ水管橋 東北電力新潟火力発電所が、かつての臨港線をまたいでいることは記事に書いたとおりだが、この水管橋と道路1本隔てて線路が放置されている。途中で分断されている箇所もあり、本当に放置状態である。その場所は真っ暗なので、少し南下した場所で撮った。
すてきだ。 (昼間の様子は後日アップ予定) PR いい。すごくいい。 巻頭言では『十勝の森林鉄道』の著者・小林実さんを本書の象徴のように扱っている。わかる。わかります。 <参考> 『十勝の森林鉄道』(小林実著/森林舎) いま、自分の中で温めている企画があって、それとは幸いにも少し違うのだけれど、おそらく方向性や、作り手の考え方は、同じだと思う。この本は、既存のB5判/A4判の写真中心の鉄道誌では絶対にできない。いや、それらはそれらで大切な存在だし、それを必要としている人も多いのだけれど、そこではない層を取りにいく鉄道書が、ほぼすべてそれらの本の方法論から抜け出せていない、というのが私の見解。それを突き破る方法のひとつが、この本だと感じる。編集長の田中比呂之さんに、くわしくお話をうかがってみたい。明後日の『地図ナイト3』でお目にかかれると思うけれど、お話する時間はあるかな…? 地図ナイト3~鉄道と地図道・今尾恵介と鉄道旅行地図帳 <参考> 『鉄道乗りつぶしナイト!!!』開催します! 『乗りつぶしナイト』ありがとうございました 本書の内容は、どれもとても興味深い。文字を追うのもものかしく、読み続けてしまう。個人的に嬉しかった記事をふたつあげる。 この本は私のアイデアだが、書名は内田さんによるものだと記憶している。最初はもっと説明っぽいタイトルだった。おかげさまで1年間で8刷という好成績。ただし、その後、「質の悪い」類書が多数出たために打ち止め。改訂したカラー版も出したが、初版ほどの爆発力は発揮できなかった。ただし、それは予想通りでもあった。 なお『鉄道の旅手帖』の装丁・地図デザインは、「鉄道趣味メディア大増殖 平成鉄道趣味史」で『鉄道廃線跡を歩く』のデザインを担当したということで談話が掲載されている道信勝彦さんである。これは、偶然。『~歩く』は出てすぐ買っていたけれど、それが道信さんの手によるものだとはまったく知らなかった。(当時はそういう見方をしていなかった) <参考> 『鉄道の旅手帖』類似品 「里見宗次作」。 里見氏は、アメリカにかつてあった機関車メーカー、アメリカン・ロコモティブのポスターを多数制作している。その記事が、『鉄道ファン』1981年11月号にある。執筆者は汽車会社の高田隆雄氏だ。 ほかの多数の記事も、どれもすばらしい。これだけの本を作る労力は並大抵の物ではない。そこを読者に読み取れというのは無理な話だが、自分の編集者としての技倆を顧みずに言えば、この本は恐れを感じる仕上がりである。有象無象の「鉄道本を出せば売れるだろう」という世の出版関係者は、本書の爪の垢を煎じて飲むといい。 この本の第二弾が読みたい。しかし、自分のものが形になるまではやめてくれとの気持ちはもちろんあるのだけれど、そんなことではいけない、両者(まだ私のほうは目処も立っていないけれど)相乗効果で、趣味の世界を豊かにできればと思っている。がんばらねば! 煉瓦タイルをまぶしく黄色と白でぬりつぶし、印象としては私はまったく好きではない。目が向いたのは、サービスルームの左側の壁に、円形を見たからだ。 そう思って@g_standさんにお聞きしたら、「仕入れ先の関係で、近年モービルからキグナスになった例は埼玉にとくに多い」とのこと。いつもありがとうございます。 gogo.gsに挙がっている写真を見ると、2007年の時点ではノーブランドだったようだ。ブランド店→ノーブランド店になる例はよくみかけるが、モービルからノーブランドになり、またキグナスというブランドに戻ったのはおもしろい例かもしれない。 なお、私はノーブランド店では給油しない。 北側(春日部側)は、新しい上屋。両者の差は、支柱の太さもさることながら、天井の高さがすごい。近年の基準なのだろう。西武池袋線の各駅も、高架化に伴う改築で、おそろしい高さの屋根に生まれ変わった。 続いて、大師線のホーム。 ぱっと眺めたところ、1927年製のレールはそこそこあったが、1960年製のレールもまざっていた。他の年代や外国メーカーのものがあるかどうかは不明である。 デフはあってもなくてもいいが、あるなら切り詰めデフがいい。煙突は化粧煙突がいい。その後ろに給水温め器があるとなおいい。エアタンクは、少なくとも左は前方がいい。右は、コンプレッサーとの兼ね合いで前方でない場合もあるが、それはそれでいい。キャブ下のS字カーブはどちらでもいい。…となると、具体的には79618などがかなり近い。 これは、大井川鐵道の千頭駅構内に保存展示してあるキューロクで、49616。雨ざらしゆえ多少のくすみはあるけれども、容姿の美しさは毫も揺るがない。 エイ出版の『9600』、ひどいできのものが多いエイの本とは思えないほど普通に鉄道書だ。キューロクの専門書はなかなかないので、大切に眺めている。 |
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