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20120616_001.JPG(イメージ)

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この水圧管路は、国道158号にかかっている。国道158と聞くと、ほとんどの人は松本から上高地、高山へと抜けるルートを想定するに違いない。しかし、これは福井県にある。越美北線の勝原駅の近くだ。水力ドットコムによれば、この鉄管の内径は最大4740mm、細いところで3200mm。1本の鉄管がドカンと落ちている。

20120616_002.JPG好みは分かれるでしょうが、こんな仕上げで。

超広角で寄っているが、もっと下がると、このように越美北線が見える。

20120616_000.JPG第二九頭竜川橋梁。一番スパンの大きいのは、流路をまたぐ上路ワーレントラスで、支間46.8m。向かって右、見えないけれども9.8mの鈑桁がかかっている。

こうして見ると、短い鈑桁数本+背の高い橋脚数本よりも、長いトラス桁+橋脚2本のほうが安くできるんじゃないか、なんて思ってしまうけれど、おそらく架設のコストがぜんぜん違うのだろうな。鈑桁は、この場合は操重車(1960年架設なので、ソ1かソ200か微妙)で架設、トラスは懸吊式ケーブルエレクションである。この時代の上路トラスは、懸吊式ケーブルエレクション工法で、という記述をよく見かける。工法の分布についてはまったく不勉強なので、強化せねば。


 
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20120615_001.JPGこの、ぶっとい鉄管の中を轟々と水が流れ(てい)ると思うと、戦慄する。もし、この管の中に閉じ込められたら…?

20120615_000.JPGいまいる車道を挟んで、下には発電所建て屋。その地下に、水圧管路は潜っている。

20120615_002.JPG再び。

あくまでも重力に従って流れる雨だれの跡が美しい。

大井川鐵道青部駅から徒歩圏内。鉄道旅行のついでにいかが?


こちらのサイトに詳細あり。


 
20120613_015.JPGかつての国鉄赤谷線沿いを走る、県道14号沿いに、ヨ5000が放置されている。

20120613_013.JPG「赤谷の駅」とあるが、もちろん赤谷駅跡ではない。別荘のような、喫茶店跡のような建物とともに、この珍妙な塗装のヨが眠っている。

20120613_004.JPG屋根がかけられているのはなぜだろう?

20120613_007.JPG車輪はこのようにコンクリートの土台の溝にはめ込まれている。板バネを見ると、ずいぶんと沈んでいるようだ。廃車体では沈んでいるのをよくみかける。

20120613_009.JPG床下を見ると、車軸発電のベルトがまだかかっている。

20120613_006.JPGヨ5133、と読める。国鉄の銘板も現存している。


20120613_010.JPGいちばん見惚れたのが連結器だ。私は子どもの頃から、自動連結器が大好きなのだ。なかなかよく撮れたと自分では思っている。


新発田市郊外のワム60000とほぼ同じ場所にある。所有者はまったく異なると推測する。

20120612_001.JPGこの写真でいうと、このワムハチと並行する形で、ワムハチの向こうにワム60000が見えている。

見るからに、畑の倉庫として使われているようだ。

20120612_000.JPG2両が並行して並んでいる。その間が通路になっており、本来のスライドドアは半開きで固定され、新たに巻き上げ式のシャッターが設置されている。相当の重量になる戸袋とでも言おうか(正式名称がわからない)、その部分がこんな梁もない場所に取り付けられていることにちょっと驚く。

20120612_002.JPG旧国道側には、農家の名称(?)が描かれていた。その一方で、シャッターの脇には「被害有 警察に連絡」という木の札が下がっている。目立ちたいのかそうでないのか。…いや、見学するときには怪しまれないように気をつけましょう。


『東京の微地形模型』展で公開された微地形模型が、さらに豊かなコンテンツになった。東京・神保町の南洋堂書店で、6月16日まで『続編 東京の微地形模型』展が開催されている。

今回は、微地形模型に、プロジェクターでさまざまな映像を投射する、いわば「立体映像」。とにかく美しく、そして「微地形」が際立つ。すべての写真をアップするのもなんなので、以下、順不同で4点だけ。

20120611_041.jpg縄文時代のイメージ。いわゆる「縄文海進」により、いまの東京駅付近などの「台地以外の場所」が海面下だったころのイメージだ。色は、地形がわかりやすいように考えられている。

20120611_033.jpg武蔵野台地を表現。

20120611_009.jpg首都高。意外に地形に制約を受けていない気がする。直角に何度も曲がっていたりするのは、むしろ都市に制約を受けているといえる。

20120611_035.jpgもっとも美しくわかりやすいもののひとつがこれ、河川と河川跡をそれぞれ城、黄色で浮かび上がらせたもの。谷筋だけが発光しているかのように見える。写真の状態から、さらに「LOST RIVER」が追記される。

写真だけでも十分美しいのだけれど、これだけは、実際に目で見てほしい。紙媒体で仕事している私からすると、こういう映像をどうやったら紙媒体(このブログも根本は紙媒体と同じ)で再現できるのか、そこばかり考えてしまうのだが、ここはじっくり鑑賞してほしい。1ターン15分、しかし、きっと3ターンも4ターンも見ていたくなることだろう。

宣伝用のyoutubeを共有しておく。



この『続編 東京の微地形模型展』は6月16日までの予定ではあるが、店主の荒田氏の意向では、今後も定期的に公開していきたいとのこと。もし16日までに見るチャンスがなくても、大丈夫だ。カシミール3D好きの人、あるいは地形が好きな人は、絶対に見ておくべきだ。

いろいろインスピレーションをいただいた。大変刺激を受けた映像であった。

<関連>
[『東京の微地形模型』展]
[スリバチカフェ@南洋堂/『凹凸を楽しむ東京「スリバチ」地形散歩』]

 


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