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4月1日から、勤務先が移転する。銀座一丁目から京橋3丁目へ。徒歩5分ほどの場所への移転だ。

入社後、別館的に京橋2丁目に3年、八丁堀4丁目に3年いて、銀座に戻った。銀座勤務は11年間になる。その感覚からすると、銀座と京橋は華やかさが違う。八丁堀は全然違う。でも、仕方ない。

20120330_000.JPG銀座一丁目の駅を出てすぐ、「わした」の横から路地を入り、裏口からビルに入っていた。入社当時は新築に近く、7階から11階が執務スペースで、ひとりあたりの面積も大きかった。のちに6階~11階を勤務先が占めた。

20120330_001.JPGぼくは最初8階、異動で10階、異動で9階と動き、宝町は4階から異動で5階、八丁堀は1フロアだったので動かず、銀座に戻ってからは10階だった。

20120330_002.JPG5年近く使ったこの場所も、今日でおしまい。くたびれた什器類も更新される。

***

明日は実際に引っ越し作業をするのでフロアに入れる。しかし、明日行っても、もう「自分の場所」はない。裏口から「いつものように」入っても、きっとよそよそしく感じてしまうだろう。

この感覚は、例えば卒業した学校を、あまり時間をおかずに訪ねたときや、実家を出てから帰省したときに見る自分の部屋だったところ、みたいなときに感じるものと同じだろう。

もう絶対に戻ってこない場所。

勤務先におけるそういう場所は、宝町の4階だ。当時はバイク雑誌で仕事をしていて、そのフロアはほかに三つの雑誌があった。そのため、不夜城という言葉が似つかわしく、24時間人がいた。ぼくも、休日など皆無に近い状態だった。でも、仕事はとてもやりがいのあるものだったし、こなせばこなすほど、仕事が楽しくなっていった。そんな場所が宝町の4階だ。すでにそのビルは建て替えられしまった。


感傷的なことを書いたけれど、4月2日、新しいビル、新しい什器で18年目の勤務が始まる。新しいことをやらねばと、わくわくしている。
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長野駅の番線の呼称は変則的だ。かつて、善光寺を模した駅本屋があったころ、駅舎側の第1ホームが1番線、第2ホームが2番線・3番線…と、順送りに7番線まであった(『国鉄全線各駅停車6 中央・上信越440駅』に図がある)。しかし、現在は橋上駅舎となり、第1ホームは使用されておらず、第2ホームが1番線・2番線、第3ホームが3番線・4番線・5番線、第4ホームが6番線・7番線となっている。

第3ホームはどうなっているかというと、東側の中央で分断し、車止めを設置した上で、北側を4番線、南側を3番線としている。wikipediaによれば、こうなったのは橋上駅舎化時(1996年)ではなく、2000年12月1日である。

その、分断したあたりから北側のホーム上屋の支柱に古レールが使われている。
20120327_05.JPG北から南を見ている。ホーム中央の自動販売機の上あたりから向こうが、新しい屋根と支柱だ。自販機の右に写っている男性の後方に白い板がみえるが、これが分断された車止めの上に設置してある板である。

ご覧の通り、手前(北側)の支柱は古レール。しかし、屋根は波形鋼鈑であり、支柱が塗り替えられた上に清掃が行き届いてピカピカ光るほどなので、一見、古レールであることに気がつきづらい。

接合部をアップ。
20120327_06.JPG

振り返ると…
20120327_08.JPGこうなっている。垂木(枕木方向の梁)が鈍角である。支柱は踏面あわせ。軒桁(線路方向の桁)との接合もおもしろそうだ。

20120327_02.JPG軒桁と支柱を真横から見ると、こう。

20120327_04.JPG接合部をアップにするとこう。支柱は貫通し、軒桁が乗るような支え板を用意し、軒桁は支柱に横方向でくっついている。

20120327_07.JPG真横から見るとこう。


軒桁にレールを使う例って、あまりなかった気がする。でも、そこにレールが使われているからこそ、屋根の下が直線になり、スッキリする。


なお、支柱は塗膜が厚いため、古レールの調査はできなかった。



昨年、オイル交換した後から、2速への入りが悪い。かねてより、クラッチワイヤーのレバー側の太鼓のカバーが破損していることと、ワイヤーが伸びきっている疑惑があったので交換した。

20120325_000.JPG約3700円。まだ欠品になっていなくてよかった。

20120325_001.JPGハンドガードを外し、アジャスタを回してケーブルを抜く。

20120325_002.JPGこんな具合に、プラ製の太鼓のカバーが割れている。以前見たときは、ワイヤーがほつれていたような気がするのだが…。

20120325_004.JPG新品の太鼓。こんなにきれい。



20120325_003.JPG新品のワイヤーにグリスを通すために、ワイヤーインジェクターを使う。これを使うの、10年ぶりくらいかもしれない。

20120325_005.JPGクラッチ側のアジャスト。けっこう簡単に決まって助かった。やっぱり新品は伸びがないから合わせやすい。


しかし。
2速への入りの悪さは変わらない。ドグが欠けてたりするのだろうか。もうこのままつきあうしかないのか。ギヤ抜けが怖い。。。

 
20120325_006.JPGある木造住宅。人が住まなくなってずいぶん経つようだ。

玄関(写真右)の左側にコンパネが打ち付けられている。その隙間に、赤い星が見えた。東京ガスの旧ロゴだ。

そのすぐ上と二つ下は東京都水道局の「専用」と書かれたプレート。すぐ下は不明。最下段二つは日本赤十字社会員(社員)章だろう。町内会などを通じて社員になることが多く、かなりの家の玄関で見かけるものだ。


 
オオゼキタクさんのライブ『歌旅人生2』に行ってきた。

日本語詞のラブソング、というものをほとんど聴いてこなかったぼくにはアウェイなジャンルなのだけれど、とってもいいライブだった。前回に続き「ゲスト」とのかけあいが入ることで、より楽しむことができた。

20120324.jpgゲストとは、鉄道写真家の中井精也さん(中央)と、キーボーディストの向谷実さん(左)、クリステル・チアリさんだ。中井さんと向谷さんがステージに出ているときは「写真撮っていいよ!」ということになったので、このシーンのみ写真がある。

意外にも、タクさんとゲストの方々とのつきあいはそれほど長いものではないそうだ。中井さんでも2年くらい。でも、これだけ楽しそうにかけあっているのだから、すぐにわかりあえたのだろう。タクさんにとっては中井さんも向谷さんも鉄道の面では(向谷さんは音楽の面でも)大先輩になるのだろうけれど、臆せずアタックするのがいかに大切なことか教えられる。

中学生の頃からカシオペアを聴き、コピーバンドまで(どうにか真似事を)していた私にとって、その向谷さんと、(もとは)鉄道方面での友人であるタクさんが同じステージで演奏しているというのが、とても不思議な感じだ。そして嬉しい。この、ゲストのターンを見ていて、タクさん、向谷さん、クリステルさん3人によるライブがあったらいいな。そう思った。

また、会場では中井さんの新著『DREAM TRAIN』が先行発売されていた。この本にはタクさんによるテーマも収録したDVDが付属するという。私は都合で書店で購入する予定としてしまったためにまだ入手していないが、大切に読み、大切に聴こうと思う。そちらの感想はまた改めて。


ひとつだけ不満。『旅の空』やってほしかったヽ(`Д´)ノ

楽しかった、ありがとう!









 


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