長野駅の番線の呼称は変則的だ。かつて、善光寺を模した駅本屋があったころ、駅舎側の第1ホームが1番線、第2ホームが2番線・3番線…と、順送りに7番線まであった(『国鉄全線各駅停車6 中央・上信越440駅』に図がある)。しかし、現在は橋上駅舎となり、第1ホームは使用されておらず、第2ホームが1番線・2番線、第3ホームが3番線・4番線・5番線、第4ホームが6番線・7番線となっている。
第3ホームはどうなっているかというと、東側の中央で分断し、車止めを設置した上で、北側を4番線、南側を3番線としている。wikipediaによれば、こうなったのは橋上駅舎化時(1996年)ではなく、2000年12月1日である。 その、分断したあたりから北側のホーム上屋の支柱に古レールが使われている。 ご覧の通り、手前(北側)の支柱は古レール。しかし、屋根は波形鋼鈑であり、支柱が塗り替えられた上に清掃が行き届いてピカピカ光るほどなので、一見、古レールであることに気がつきづらい。 接合部をアップ。 振り返ると… 軒桁にレールを使う例って、あまりなかった気がする。でも、そこにレールが使われているからこそ、屋根の下が直線になり、スッキリする。 なお、支柱は塗膜が厚いため、古レールの調査はできなかった。 PR
昨年、オイル交換した後から、2速への入りが悪い。かねてより、クラッチワイヤーのレバー側の太鼓のカバーが破損していることと、ワイヤーが伸びきっている疑惑があったので交換した。
しかし。 2速への入りの悪さは変わらない。ドグが欠けてたりするのだろうか。もうこのままつきあうしかないのか。ギヤ抜けが怖い。。。
オオゼキタクさんのライブ『歌旅人生2』に行ってきた。
日本語詞のラブソング、というものをほとんど聴いてこなかったぼくにはアウェイなジャンルなのだけれど、とってもいいライブだった。前回に続き「ゲスト」とのかけあいが入ることで、より楽しむことができた。 意外にも、タクさんとゲストの方々とのつきあいはそれほど長いものではないそうだ。中井さんでも2年くらい。でも、これだけ楽しそうにかけあっているのだから、すぐにわかりあえたのだろう。タクさんにとっては中井さんも向谷さんも鉄道の面では(向谷さんは音楽の面でも)大先輩になるのだろうけれど、臆せずアタックするのがいかに大切なことか教えられる。 中学生の頃からカシオペアを聴き、コピーバンドまで(どうにか真似事を)していた私にとって、その向谷さんと、(もとは)鉄道方面での友人であるタクさんが同じステージで演奏しているというのが、とても不思議な感じだ。そして嬉しい。この、ゲストのターンを見ていて、タクさん、向谷さん、クリステルさん3人によるライブがあったらいいな。そう思った。 また、会場では中井さんの新著『DREAM TRAIN』が先行発売されていた。この本にはタクさんによるテーマも収録したDVDが付属するという。私は都合で書店で購入する予定としてしまったためにまだ入手していないが、大切に読み、大切に聴こうと思う。そちらの感想はまた改めて。 ひとつだけ不満。『旅の空』やってほしかったヽ(`Д´)ノ 楽しかった、ありがとう! 銀座ニコンサロンで、吉野正起さんの道路写真展が開催されている。今回のタイトルは『道路2011 -岩手・宮城・福島-』。震災で被害にあった地域の道路だ。 吉野さんとは、2010年9月に銀座ニコンサロンで開催された写真展『道路』で初めてお会いした。道路を尋ね歩き、写真に収める。作品にする。誰の記憶にもでてきそうな道路の光景を切り取った、すてきな写真展だった。 私がいちばん強く印象に残ったのは、人の気配のしない山間部の道路である。上の写真でいうと、柱の2面、その右の3点。コントラストをつけずに、でも明るくプリントされたその画面には、ありふれた、だれの記憶にもある道路が写っている。ただし、廃道でもないのに草が路面に這い出し始め、周辺の民家には人の気配がない…。 おそらくこうした会場にいれば、否が応でも観客は震災の話を始めるだろう。その都度、そういう話につきあわねばならないご苦労は大変なことと思う。 吉野さんと話していて、気がついた。私は、被災した道路には趣味的な興味が湧かないのだが、それは、「まだ使えるのに、新しい道路に代替された悲しみ」を宿していないからだ。それは、向き合ってもこちらは悲しくならないし、むしろ積極的にそれを写真なり文章なりで描き出すことに力を注げる対象だ。 一方、災害で破壊されたり立ち入りを禁止された道路は、単なる地域の悲しみしかない。本当の悲しみだ。それを、自分の思考をまとめるために眺めたり、あるいはエンタテイメントとして解釈することは、私には不可能だ。只見川の橋梁を撮りにいったことがあるが、それは、親しみのある場所だったからだ。 吉野さんの作品は、鑑賞者が災害の写真をどう捉えているかを浮かび上がらせる。私は、前述の通りだ。みなさんは、どういう印象を受けるだろうか。 ニコンサロン連続企画展 Remembrance 3.11 吉野 正起 3/21 (水) ~3/27 (火) 10:30~18:30(最終日は15:00まで) 会期中無休 <関連記事> 吉野正起氏 写真展『道路』 |
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