開始時刻の18時になると、予約満席だった会場は、雨だというのにぎっしり。前回よりも普通の人(?)が多いような印象。どんな印象かというと『天然生活』の読者のような。トーク開始直後に「この中で、山に登っている人?」という問いかけには、半分くらいが反応していた。前回はほぼ全員だったのに比べると、場所の違いなのか、お相手の違いなのか、興味深い。。。 杉浦さんはこの日、モンベルのニッカボッカだったのだが、ファミリーセールで買ったものだそう。「安かったから、20年前のものですかね。形もそれっぽいし」。おそるべきセンス。とある女性登山のイメージリーダーになっている同世代の女性は、「以前はモンベルの中高年体型用のズボンしかなかったから、登山用のレディスウエアは買わなかった」と言っている。いまイメージする「山ガール」的なウエアが出そろったのは、意外なほど最近で、出そろったから女性が参入した、と言い換えてもいいのだ。モンベルの、「モノはいいけどおしゃれじゃない」という印象を図らずも見抜いてしまった杉浦さん。すごい。 ニッカボッカ。私が山を始めた1987年頃は、それが当然だった。山には、ニッカボッカ+カッターシャツ。高校の山岳部に入ったとき、揃えさせられた。それぞれ2回しか着なかったけれど。ニッカボッカは、うっかりサイズの大きいものを買ったために、履き心地がとても悪かった。また、速乾の衣類などない時代、カッターシャツだけは速乾性なので重宝するはずなのだが、ニッカボッカの代わりに買ったチノパンと合わないし、Tシャツで登るほうが涼しかったので、着なくなった。いま思えば、山に行くのに襟のついた服を着ていくのは、単なる伝統なのだろうと思う。 休憩後、おふたりの山の思い出に。『山へ行くつもりじゃなかった』にも書いてある、誕生パーティーのこと。これは、杉浦さんの誕生日がたまたま登山の日だったので、落合さんは無言のプレッシャーを感じつつ、プレゼントやサプライズを企画。そのプレゼントとサプライズの楽しさは、会場の方々にもわかっていただけたようで、コーヒーをふるまうとうことでちょっとかんだ私としてもとても嬉しかった。 また、おふたりで行った「富士山6合目でご来光」のエピソード。山に登ったことがない人が半分を占める会場では、富士登山の話も相当に興味を持たれているようだった。 まだまだ、落合さんの本沢温泉とか、「ランドネごっこ」とか、杉浦さんの「川が流れている山が好き」とか、書ききれないくらいにいろいろな話があったのだが、あっという間に1時間半ほど過ぎて終了。前回と違い、会場内に残る方が多かった。おふたりのファンの方ばかりだったということなのだろう。「そろそろ閉めるので…」とやんわり追い出される20時ころまで店内でおしゃべりし、会場を後にした。 杉浦さんが尾瀬に興味を持っているようなので、ちょっと考えよう。また行きましょう! PR 初めて『二輪車ツーリングマップ』(マップ「ル」ではない)を買ったのは1993年頃だと思う。B6判で、ページ展開もメッシュではなく「ライダーが走るだろう方向」で組まれていた。ダート路面の情報は、九州など一部の地図に掲載されていたのみ。また、北海道の情報は、国道の鋪装化が進行していた時期でもあり、ちょっと古いなと思っていた。
ライダー向けの情報量は変わらない。しかし、文字が3割ほど大きくなって、地図である部分をスポイルし、字名や小学校などの表記も省略している。なんなんだこれは。こんなもの、地図じゃない、地図に名を借りた情報誌だ。レジャーガイドブックや自治体の刊行マップで、地図に関してなにも意識のない人が作った下手くそな地図を見てげんなりすることが多々あるが、それに近い。これが、長年信頼を勝ち得てきた昭文社の地図か! この写真でも、上の地図でも細く見える川だが、木曽川である。 橋の下に降りていって記念撮影を始めた。そんなに有名スポットなのか(たぶん違う)。彼らがその場を去るのを待って、土手を降りていく。 例えば、既に撤去されてしまった余部橋梁は左の写真のように、トレッスルの長手方向が橋の軸方向に配置されているが、この巴橋は、長手方向は橋の軸と垂直に配置されている。 もっとも、鉄道用のそれは、長手方向の「長さ」の部分には単独の短い鈑桁が載せられているのであるから、桁を支持しているのは、軸方向と垂直な線(正確には点だけれど)である。 トレッスルをアップ。 このトレッスル橋脚の上に、4主桁の上路鈑桁が架かっている。 親柱、左は「木曽川」、右は「巴橋」。 この巴橋、トレッスル橋だという知名度は低い気がするのだけれど、どうだろう? のぞみ橋 (岐阜県丸山ダムそば)の続きになる。 この角度だと、補剛桁の概要もわかる。 ふと思ったのだが、吊橋を撮るときは、アンカーも撮るようにしようそうしよう。 この手前には、ガードレールが設置されており、クルマは進入することができない。 渡って反対側(北側)へ。 そして、根本には… 施工 株式会社間組 製作 高田橋梁株式会社 という銘板がある。 コンクリート製の主塔のデザイン分類でも作ろうかな。 (参考) 跨線橋におけるトラス構造 しかし、この秋田駅のものは、通路の下半分しかない。 しかも、「橋台」、ではないな、跨線橋の脚といったほうが適切か)にちょこんと載っているだけ。さらに、トラスの見た目が台形ではなく長方形をしている。上弦の端部がどこかと接合されているわけでもなさそうなのに…? 内部はこう。 これは、大石橋のような構造だと解釈していいのだろうか。 (サイト「橋の散歩道」に、そのポニーワーレントラスの写真あり) もっとわかりやすい現役のポニートラス(補強)があったと思うのだが、ど忘れしてしまった。思い出したらリンクを張る。 |
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