忍者ブログ
[34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44]
 
牡鹿半島の付け根、女川町内を走っていると、道路脇にダム穴みたいな穴が空いていた。なんだかとても恐ろしく感じた。

 
バスの転回場のようにスペースがとられていて、ここに車が出入りしている様子がある。穴を覗き込むと、冒頭の写真のように階段があり、道路の下に潜っている。

 
道路の下の通路。カルバートではない。

 
その先は、墓地の上部だった。ということは、この穴は墓地の出入口か。

 
振り返る。












PR
 
岩手県の胆沢ダムのすぐ下流にある、日本最大級の円筒分水・徳水園が、内部公開をするというので行ってきた。上の写真はパノラマモードで撮ったものなので歪んでいる。

徳水園は、胆沢ダムからの水を茂井羅堰(しげいらぜき)と寿安堰(じゅあんぜき)に、1:2の割合で分配し、合計7,377haの水田に供給する。

 
内部の水が抜かれ、見学(本来は点検)のための足場が組まれた状態。設置されているテーブルやイスから、この大きさがわかるだろう。分水槽(中間の円)の直径24m、整流壁(内側の円)の直径9m、流量は16立米/秒だ。

 
 
見学は、係の方の説明を受けつつ1回30分。まず足場を伝って整流槽に渡り、階段で下りていく。係の方も、入るのは初めてと言っていた。それくらい機会がなく、内部の公開は聞いたことがないという。底には排出しきれない水がわずかにたまっている。

 
上流方向。この斜面を水が駆け下り、同じ高さだけ整流槽に吹き上げる。

 
下流方向というか、整流槽方向。


上にあがって、この空間が整流槽。下部に穴が空いている壁が整流壁。この穴は九つある。

 
整流壁の外側が分水槽。この、パイロンが置いてある場所を水が外周方向に向かい、外側の壁を越流して分水路に流れ込む。

 
分水路(一番外側の水槽)には転倒ゲートが2ヶ所にある。写真左側、水平に倒れているのは第2転倒ゲート。通常は寝ているらしい。右の水門は茂井羅幹線ゲート。

 
これは第1転倒ゲート。

 
これは寿安幹線ゲート。

 
 
 
現地の説明と、現地の配布物による説明。

 
 
ついでに上流の胆沢ダム。同日に見学会を開催しており、間抜けにもそれを知らなかったので堤体には近づけなかった。
 
愛媛県の国道を走っていると、妙な形のプラットトラス橋があった。マイ橋のようにも見えるけれど、つながる先は1軒ではなく、いくつかの家の群のようだ。上弦も下弦も合掌型とでもいおうか、突き合わせた形になっている。

 
車はこの家の「向こう側」に道路があり、そちらから出入りしているようだ。したがって、これは人道橋だ。大きな荷重を想定しない人道橋に、こんな凝った作りをするとは。いや、「凝った」というのは、部材の寸法が全部異なるわけで。しかも下弦が水平でないし。

 
左右のトラスを繋ぐのは、中央2パネル部分のみ。それらは強度メンバーであるというよりも、左右のトラスを繋ぐ役割のみなのではないか。

 
反対側。





 
豊田市の稲武地域バスの車庫。「稲武バス」とあるけれど、会社名ではない。手前に店舗があるので入口は狭い。

 
向かって左の車庫は、斜めになっている。中でUターンできるスペースはなさそうなので、バックで入れるのだろうか。


GoogleMapsの空中写真で見ると、こんな形をしている。まさか、裏から入るわけでもあるまい。(「裏」はストリートビューもないのでバスは入れないだろうと推測)

 
バス車庫の写真を撮っていたら、なんとボンネットバスが走り去った。ここで管理しているのかと思ったら、岡崎のオーワバスの所有。単なる偶然だったけれど、いいものを見れた。



 
人気のない山間部を抜ける道を下ってきて、人家がそろそろ現れるか…というような場所に、FRP製のカプセル店舗があった。「捨ててある」という状態なのだろう。見えたのは背中で、写真奥から手前に来て振り返っての写真がこれ。

 
近寄って。カプセル自体はしっかりしている。

 
背面。右に見切れた物置とともに、落書きの被害を受けている。

 
ちょっと覗き込んで。内側は木製なのか。壁や床はカスタムされているのかな。剥がれているのは紫外線等による劣化だろうか。

 
左側面、手洗いの下にある銘板。日本エフ・アール・ピーはいまも盛業中の会社で、なんとこのカプセルの中古販売もしている。サイトによれば、この2.9坪型と1.7坪型とがあり、全国で1万6500店が繁盛しているというので、相当な数が出回っているはずだ。ロードサイドで「閉店」しているものは時折見かけるが、実はスーパーの横などできちんと使われているもののほうがずっと多いはずだ。ソレとは認識されていだけで。

【関連項目】
カプセル住宅・フローラ
謎のカプセルハウス
カプセル駅 古津駅












Copyright (C) 2005-2006 SAMURAI-FACTORY ALL RIGHTS RESERVED.
忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 6 7 8 9
10 12 13 14 15 16
17 18 19 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリー
twitter
twitter2
プロフィール
HN:
磯部祥行
性別:
男性
自己紹介:
メールはy_磯部/blue.ぷらら.or.jpにお願いします。日本語部分等は適宜置き換えてくださいませ。
バーコード
ブログ内検索
アーカイブ
カウンター
since 2010.7.30
アクセス解析
フリーエリア