こういう道が好きだ。
国道249号を走っていて、目に飛び込んできた旧道。
改良で国道の半径を大きくし、路側帯を造ったものだ。
しかし、電柱は旧道に設置されているため、旧道もそこそこの形はある。
旧道と新道の合流点(下記地図で言うと南西)には、簡単な柵がしてある。
奥の標識には
「別府岳」「ミニ森林公園」とある。
地図で見ると、ココだ。
右カーブする国道から東北(画面右上)に向かって直線の道路が延び、
途中で切れている。この部分だ。
上の写真は、国道(新道)から南西方向を向いた写真だ。
地図では北東に向かって途中で切れているが、きちんと新道と接続している。
また、不自然に20m分の等高線を一直線に登っているが、もちろんこれは地図の誤りで、
現地は新道より一段低い部分を通っている。
上の写真でも旧道に橋が見えているが、こんな案配である。
画面上、橋の右上に、石碑がある。拡大するとこうだ。
なにが描いてあるのか、浅学なため不詳。
イメージとしては、絵柄の尖り方が、日蓮宗の南無妙法蓮華経碑を連想させる。
そして、左側に水準点。
地形図を見ると、標高31.3メートルの水準点がある。それだ。
親柱によれば、「千柄橋」というらしい。
冒頭の写真の奥には、路面の速度規制がそのまま残っていた。
路肩の盛大な藪の具合もよくわかろう。
画面手前が舗装されているのは、新道建設時の余波か。