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今日、ウエストポイント近くにクルマを停めて自転車で散策している途中に見つけた。
ここである。


車体はピンクがかった色で塗られているが、褪色なのか、もとからそうなのか、
非常に写真では表現しづらい色である。
車体表記が読めるものがあるので、元の車体色の上に塗り重ねてある。
ひとつは「ワム64393」と読めた。

2両1組のような形で、非常に狭い連結面間となっている。
東端の1組と中央の1組の間には塗炭の掘っ立て小屋があり、
隙間からは扇風機などが見えた。単なる倉庫のようだ。

基本的に車体の状態は塗装がはげかかっている程度で、
屋根が落ちたりといったことはないものの、手すりは曲がっているものがある。
設置時にぶつけでもしたのだろうか。

強烈な夏の日差しがよく似合う情景だった。
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これを廃道にカテゴリするのはいささか抵抗もあるが、
関心を持った根っ子は同じである。

bd59d6ed.jpg

























先に断っておくが、上野英信について、私はなにも知らない。知らなかった。

先月、まったく偶然に立ち寄った早稲田の古書店で見つけたのが
『地の底の笑い話』である。
まだまだ学術書ばかりといっていい時代の岩波新書なのに、地の底。
背取りというほどのことはないが、背表紙を見て炭鉱の民俗譚であろうことは想像がついた。
400えん。
買った当日、まだ読むべき本が山積していたので、
その日のうちに会社の同僚に貸してしまった。

別の日、図書館で三木健『西表炭鉱写真集』をかり出してきた。
パラパラと興の赴くままに眺める。
ふと巻末近くに、上記の写真と記事が目に止まった。
一通り読んだはずであるが、今から思えば「読んだ」とは言えまい。


後日、『地の底の笑い話』を読了した。
著者が誰なのかさえ意識しなかった。

今日に至り、改めて『西表炭鉱写真集』をすべて読み直した。
再び上記の写真のページを読んだ。
写真は見てはいるが、まだ目に入っていないに等しい。
本文にはこうあった。
「そんな村田さんが帰郷を果たし得たのは、まさに天の配剤というほかない。
一九六八年、東京の出版社の編集者が、たまたま村田さんの境遇を知り、」
お節介なのがいるんだなあ。
「それを筑豊の作家」
そういえば『地の底の・・・』の著者も筑豊だったな。
「上野英信さんに通報したことから、」
・・・!

あわてて写真を見る。
「筑豊の上野英信さん(右)一家に迎えられホッとする村田さん(1970年5月)」
というキャプションがあった。

先に、パラパラと本を繰ってこの写真を見たときは、
親戚だろうか、なぜこの人の元に身を寄せたのだろうか、
などと思っていた。
ところが、これがこの上野英信だったとは。

『西表炭鉱写真集』最終章、「掘り起こされる歴史」では、
「西表炭鉱史を語る集い」に出席する上野氏の写真が掲載され、
『常紋トンネル』の著者、小池喜孝氏が掲載され、
ガチャガチャとパズルのピースが組み上がってくる。
そうか、こういうつながりだったのか。


そして、上野英信は山口の阿知須の出だという(『地の底の・・・』に記載はない)。
阿知須といえば、小学校のころ、もっとも仲のよかった友人の一人の
ご両親の生家があるところだ。

まったくの偶然で手に取った2冊の本がつながった。
そして小学校の頃の思い出もつながった。
こうなると、きっと、その友人と上野家もなにかつながりがあるのではないかと思えてくる。
だが、それを調べる術はない。
サムネイルを大きくしてみた。

76cc9a4a.jpgd1bc4578.jpg















































阿賀野川を渡るわけではない。


この蟹沢橋梁との出会いは衝撃的だった。
橋に向かって道を下っていったら、ドーンという感じで
目線の高さにこの巨大な200フィートの鉄桁があったのだ。

前述の長谷川橋梁よりも間近で見られる。
ポータル部分を眼前にできる橋は他にもあるが、
トラス部分を真横から目の高さで見られる。
その大きさに圧倒される。

真横から見ると、副材が美しいボルチモア・トラス。
周辺には桜がある。
その時期にまた来よう。

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ロシアンラリーの取材にて。


今日、能登島の話から風待ち→伏木港と富山港→ロシア航路→
地理的に北で西、とかいう話になり、地図を見たら、
ウスリスクとかナホトカとか出てきたので懐かしくなった。

2002年、5月。
この前、XF08が1980円で売ってた。
なんでだ???
当然、買ってはきたが、
どこで買ったかは忘れてしまった。
たぶん富山県内のホームセンター。

で、改めてみてみると、やはりどこのホームセンターでも
安くて3980なんだよなあ。
なんでだ???



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