あんやがわきょうりょう。
これを見ていたら、杖持った地元のおじいさんが来て、 橋のたもとの家の飼い犬をビシッ! と叩いた。 「こいつ、最初は俺に吠えやがって、叩いたら今度はエサをねだってきやがる」 また何度か小突いた。 他人が飼うペットにそういうことをする人がいることが、信じられなかった。 ということを書きたいのではなかった。 そのおじさんまでもが、橋梁を眺めていた私に 「これはアメリカから持ってきた橋なんだぞ」 と言っていた。 だからこそ見に行ったわけですが、 銘板や説明看板などはなかったと思う。 そんな、他人の飼い犬を小突くようなおじいさんまでが知ってる橋梁の出自。 なんだか、すごい。
県道124号を南下する。
この先は行き止まりのはずだ。 しかし、かなり道が改良されている上、 御巣鷹山への案内がしきりに出ている。 とはいえ、慰霊碑のために道が整備されたわけではない。 ダム工事のためである。 最新の『ツーリングマップル』では、県道124号は 浜平より南側は新たなトンネルで一気に駆け抜け、 従来の道は消され、代わりにダムが描いてある。 とりあえず、行ってみると、浜平温泉の旧道に、それはあった。 位置は、下仁田森林軌道(1)の地図参照。 先のは北側からで、素掘りの坑門口があまりに巨大であった。 大型トラックすら通れそうであった。 それはすなわち、崩落が続いているということであろう。 これは南側から見ている。 写真の右に見えるのが現道である。 ここまで、車道からすぐ。 内部はこう。 もうひとつ、廃隧道があった。 こちらは、隧道手前左上の岩を見ただけで近寄りたくなくなった。 この先、ダム手前で通行止めとなっていた。 クルマから自転車を降ろし、行ってみるとまだあった。 一般車通行止めとはいえ、ダム関係車両は通行するだろうから 現役である。 現役ゆえに、安全対策も施されているし、なによりきれいである。 この隧道をくぐり、左に曲がってまっすぐ行ったところで終了。 旧版地形図では、もうひとつ隧道があるはずだが、 それとおぼしき位置はダムの堰堤であった。 ここはこれで引き上げた。 が。 帰宅後、地図を見直すと、新たなトンネルを使えば、 下仁田森林軌道の最奥部には行けたようだ。 行ったところで同様の隧道があるかどうか、というところだが、 行っておかなかったのは悔やまれる。 またの機会に。 |
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