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上記は山陰本線揖屋駅付近の航空写真である。

先日、ここを通った際、ずいぶんと新しい複線トンネルだな、と思った。
1970年代までの山陰本線は、基本的に全線非電化・単線という認識でよかった。
私は仕事上、1980年移行の線路付け替えを把握しておかねばならず、
この複線トンネルの存在が気になった。

そして、グーグルマップで見てみた。
いまの複線トンネルの北に、廃線跡のようなものが見える。
昭和51年の航空写真を見比べると、一目瞭然。

願わくは、2001年の新線切り替え時に営業キロの変更なきことを・・・。
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直方体の鉄筋コンクリ(以下RC)は、こんな風に締結されている。

tottei4.jpg






両端にネジを切った鉄棒をナットで締め付け、はみでた部分を曲げている。
しかし、それも腐食して、多くはこんな状態。
tottei5.jpg









ネジ山などとうに消えうせ、ふたつの棒っ切れを直角に半田付けしたような
形状になっている。

それが限度を超えると、このようになる。
tottei8.jpg






ただ落ちているのではない。
転がっている。
波の力とは、かくもすさまじいものなのかは。
tottei1.jpg






















これを「突堤(とってい)」と言っていた。
これが、数百メートルおきに並んでいた。
既に相当傷んでいるが、その左に、海中に没した古い突堤が見える。

昭和50年の航空写真にも、それが見えている。
なお、グーグルマップやヤフー地図の衛星画像ではよく見えない。

この突堤は、なんのためのものだったのだろう。
子供の頃から不思議だった。
前述の航空写真を見ると、沖合のテトラポッドに行き着くためのものに見える。


構造は、土管を縦に海底に突き刺して並べ、
海面上の土管の頭の両側に直方体の鉄筋コンクリの塊を平行に並べて締め付けている。
それを2組平行に並べ、内側に岩石を投入してある。

tottei2.jpg






直方体の上を歩いてもいいし、岩石の上を歩いてもいい。
岩石の間には小さなカニがいて、よく、棒で手前に掻き出してつかまえたものだ。


その土管の内側は砂が詰まっていて、さらに海水もたまっている。
釣り人たちは、その中に釣った魚を放したり、カニや貝を入れたりする。
アクアリウムをイメージしてたりして。

当然、すぐに暑くなり、すぐに魚は死んだだろう。
でも、今回ここをのぞいたら、フナムシが動いていた。
自在に出入りしているのだろう。

tottei3.jpg

国土地理院が全国の10mメッシュ標高データを無料公開しているが、
『カシミール3D』でそれを利用することができるようになった。

非常にうれしい。
地形図と重ね合わせて利用できれば最高なのだが。

ん?
50mメッシュで地形図を貼り付けた鳥瞰図を描き、
フォトショで重ねればおkか?
でも10mの輪郭がぼやけるかな?


礼文島の南部分を10mメッシュで描いた例。
当然、カシミール3Dを使用。
rebun.jpg

ここも、前面展望が非常に楽しい。

直江津方面から来た電車は犀潟駅の中線に入り、
構内を出たところでおもむろに高架を駆け上がる。
まるで『銀河鉄道999』のアレのような急坂。
会社境界は、この高架に登る地点からである(出典「ほくほく博士」

鉄道模型のように、上りながら右にカーブし、そのまま高架を高速で走る。
すぐに田園地帯の上空を走る不思議な感覚となり、くびき駅に着く。
さらに進むと高架は築堤となり、そのまま身近なトンネルに突っ込む。
二昔前なら迂回してトンネルを避けただろうに、突っ込む。

ここは、電車が高速で駆け抜けるからこそおもしろい。


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