ここも、前面展望が非常に楽しい。 直江津方面から来た電車は犀潟駅の中線に入り、 構内を出たところでおもむろに高架を駆け上がる。 まるで『銀河鉄道999』のアレのような急坂。 会社境界は、この高架に登る地点からである(出典「ほくほく博士」) 鉄道模型のように、上りながら右にカーブし、そのまま高架を高速で走る。 すぐに田園地帯の上空を走る不思議な感覚となり、くびき駅に着く。 さらに進むと高架は築堤となり、そのまま身近なトンネルに突っ込む。 二昔前なら迂回してトンネルを避けただろうに、突っ込む。 ここは、電車が高速で駆け抜けるからこそおもしろい。 (航空写真の場合、この縮尺よりも拡大しないと精細画像とならない) 北越急行のこの区間は、前面展望が非常におもしろい。 犀潟方面から薬師峠トンネルを抜け、信濃川を渡り、 十日町の住宅街の下をトンネルで抜け、 飯山線沿いで顔を出したと思ったら急勾配で高架に駆け上がる。 その様子は、まるでジェットコースター。 上りでも下りでも楽しめる。 信濃川の河岸段丘に突っ込む部分の地形図を見ると、 おそらく線路面は標高140m未満。 十日町の住宅街は標高150mを超える部分があり、 十日町駅付近は145m前後。 この地形の妙味が、東京の地下鉄銀座線の渋谷付近に通じる 地下と地上の錯誤感を生じる。
映画『おくりびと』の記事を読んでいて、
英語で逝去のことを「departure」と表現すると知った。 もっとも、「おくられる人」を主体に、 ・He was departured at 10 a.m. 25th Mar. のような表現にする。 深町純の「departure in the dark」。 これは単純に「暗闇の中での出立」というような意味合いだと思っていたが、 こう解釈すると、「暗闇の中の死出」という意味合いにもとれ、 重苦しさが増す。 ・・・いや、これは考えすぎだろう。 曲調から言って、おそらく前者の解釈でいいのだろう。 |
カレンダー
最新記事
(04/12)
(04/02)
(02/15)
(01/01)
(12/31)
(11/20)
(11/11)
(11/05)
(10/26)
(10/25)
カテゴリー
プロフィール
ブログ内検索
アーカイブ
カウンター
since 2010.7.30
アクセス解析
フリーエリア
|