三陸鉄道には、コンクリートトラスが三つある。この安家川橋梁と、その先行事例となった大田名部橋梁(どちらもPC上路ハウトラス)、そして槇木沢橋梁(PC下路ワーレントラス)だ。ほかにも小本川橋梁(PC斜張橋)など、1970年代の技術開発の事例がいくつもある。 レンズの樽形収差みたいに見えるけれど、補正済みだ。この安家川橋梁は、手前側を外側にした半径700mの曲線を描くので、手前側に膨らんで見える。かつ8‰勾配だが傾きは補正しすぎたかもしれない。 スパン45mのトラス6連とスパン27mの1連からなる。45mのほうは10パネルで、3-4-3に分割されたような外見をしている。これは製造時のオートクレーブ養生や運搬の都合によるもので、実際に3-4-3に分割されて現場で製造されている。現場にはプレキャストの棒状の部材を運び込み、3パネル・4パネルのトラスの「箱」を組み上げ、架設もその単位で行い、空中で接合した。最も長い部材は、4パネル部分の上弦材・下弦材だ。 その接合部分。格点の色がちょっと違うが、ここが現場で打った目地コンクリート。接合部分は垂直材が重複する。 橋脚部分。端柱に向けて、下弦材が少し迫り上がっている。下弦材のほうがプレストレストのための鋼材が多いことやその緊張作業のためだろうか。 桁裏。 PR 上路三弦橋である日高大橋をドローンで撮影してきた。この橋は視点場がなく、北側(写真右)はなんとか桁下くらいまでは降りられるのだが、真横には行けない。そこで、ドローンを飛ばした。 渓谷の真上なので、当然、風が強い。また、操作しているのは道路脇=橋の軸線上なので、本当はドローンを三弦の中に入れて軸方向に進めた動画を撮りたかったのだが、モニタできるとはいうものの、コントローラーに移る画像は広角の画像であり、本体を目視するのが難しく弦材にぶつけてしまう可能性もあって断念した。 端部の構造がよくわかる。 断面が逆三角形になっている様子も、薮越しの前回よりはマシに撮れた。 ●関連項目 日高大橋 上路三弦橋 1年で約1万4000km。GWのロングができなかったので、まあ、そんなものだろう。それでも、年間これだけ走ったのは十数年ぶりのはずだ。純正タイヤはピレリのスコーピオンラリーSTR。かなり減ってきた。あと2000kmくらいは走れそうだが、次は夏休みのロングツーリングなので、交換しなければならない。 このタイヤがとても気に入ったので、またこれを履くことにした。このタイヤはミミが固いと聞いているので、自分で交換するのはやめて、タイヤ屋さんにお願いしようと思って6月から問い合わせを始めたんだけれど、どこに聞いても「ピレリやミシュランは全然入ってこないねえ」。 amazonではこのサイズのタイヤは欠品か、あっても普段の倍以上の価格。つまり、国内市場にない。 昔と違って必ず林道入って「少しでも速く」と走るわけではないのでブロックパターンじゃないほうがいい。走行距離の半分以上は高速で、真ん中の減りがすごいが、完全オンのパターンはイヤ。ということで、DLかBSならDLのTRAILMAX MIXTURE、次点でDLのD610か…と半ば諦めかけていたところ、ふとamazonで検索したら、「ピレリが販売」という正規の価格の在庫がある! そこでさっそく、川越街道沿いのウルフにこの件を含めて問い合わせたところ、入荷OKとの返信をいただいた。 朝イチで持ち込み、着手していただく。前後で20分ちょっとで交換終了。さすがプロ。「ミミが固いと聞くんですが…」とうかがったところ、やはりこのタイヤ、特にリヤはかなり固く、出先でパンクしてもレバーだけでミミ落とすの大変だろう、とのこと。かつてピレリのMT-60だったかをスーパーテネレ(750のほう)に履かせたとき、これをホイールから外すまでを汗だくで1時間かかった記憶がある。それを考えると、私としては、パンクなどないことを祈るのみ。チューブ仕様のT63やTRAILMAXは、なんてことなかったのだが…。 タイヤの山があるといいね。 その昔、スーパーテネレでTW152(純正)に交換したとき、ショップから道路に出たところで滑ったことがある。幸い転倒はしなかったが、新しいタイヤは危険。しばらくは気をつけよう。とりあえずほとんど直線しか走らないけれど…。 |
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