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愛媛県に「四国中央市」がある。なんとも違和感のある自治体名だが、他の四国3県と接し、高松道・徳島道・高知道・愛媛道のジャンクションもここにあることから、このような命名となった。

このように、「自らが所属する県以外、3県(以上)に接する市町村」は他にあるだろうか。これを「3県接市町村」と呼ぶことにする。いま考えた。

早速だが、
①愛媛県四国中央市(香川/徳島/高知)
に接する
②徳島県三好市(香川/愛媛/高知)
もそうだった(北東に飛地があるが、勘違いさせそうなので塗っていない)。こうした「ペア」は生じやすい。


北から見ていこう。
③★福島県檜枝岐村(栃木/群馬/新潟)
④★群馬県片品村(福島/栃木/新潟)

四国中央市も三好市も「平成の大合併」で3県と接するようになったが、檜枝岐村と片品村はそれとは無関係。どちらも明治22年の町村制以降、ずっと同じ形で3県に接している。以下、そういう市町村に★をつける。



⑤♦栃木県栃木市(茨城/群馬/埼玉)
⑥♦埼玉県加須市(栃木/茨城/群馬)
栃木市はわずかに茨城県古河市に接している。

栃木市の該当部分は「平成の大合併」前は藤岡町だ。その藤岡町は1906年以来の3県接。また、加須市の該当部分は「平成の大合併」前は「昭和の大合併」でできた北川辺町、その前は町村制で成立した川辺村が、やはり初期からの3県接。こういう場合は♦としよう。


⑦♦秩父市(群馬/東京/山梨/長野)
⑧★川上村(群馬/埼玉/山梨)

秩父市はなんと4県接。埼玉県と長野県が接しているのは、あまり知られていない。ここを通じる道路は、埼玉県側が未舗装の中津川林道のみ。近年、災害による通行止めが続き、昨年もまた通行止めになってしまった。

秩父市の西側部分は「平成の大合併」以前は町村制以来の大滝村で3県接なので♦。川上村は町村制以来不変。

 
⑨石川県白山市(富山/岐阜/福井)
⑩岐阜県高山市(富山/長野/石川/福井)

日本一の面積を誇る市・高山市は、なんと4県だ。しかも東西で2県ずつ。白山市はこの県境から海までを占める。松本市の隣の隣の市は海に面していると考えると、ずいぶんでかい市域だなあと感じる。白山市は「平成の大合併」で3県接を獲得

高山市は「平成の大合併」前は他県とは接していない「内陸市町村」だったのに、いきなり4県接を獲得。宝くじが当たって大金持ちになっちゃったみたいな。


⑪三重県伊賀市(滋賀/京都/奈良)
⑫京都府南山城村(三重/滋賀/奈良)

伊賀市は「平成の大合併」での3県接。南山城村は「昭和の大合併」で獲得。


⑬京都府南丹市(福井/滋賀/大阪/兵庫)
こちらも4県接。高山市より先にこちらを見つけて驚いた。なんという接し方。しかし、「平成の大合併」で4町が合併したことによる。


⑭鳥取県日南町(岡山/広島/島根)
⑮広島県庄原市(岡山/鳥取/島根)

日南町は「昭和の大合併」で獲得。庄原市は高山市と同じく「平成の大合併」までは「内陸市町村」だったものが、一気に3県接を獲得した。



以上15市町村。
4県接が3市町村、3県接が12市町村。

作成には「市町村変遷パラパラ地図」と地理院地図(白地図/20万分1土地利用図)、今昔マップを参照しました。いつもありがとう!

追記:山下メロ氏に1点ご指摘いただきまして修正しました、ありがとう!



 
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「三波川変成帯」の三波川にかかる、木造の方杖橋。見るからに歪んでいる…んだと思う。最初からこの形ではないだろうな。

 
朱塗りなのは、対岸の琴平神社に渡るための橋だからだ。

 
主桁というのだろか、長手方向は3本。

 
橋台は石積みで、そこから木材を斜め上に突き出してバランスしている。アーチではない。

 
対岸(神社側)から。歪んでる…。

 
道路側の親柱。「瀧乃橋」「昭和五十三年四月」。親柱の上部、擬宝珠にあたる部分には雨対策的に金属の蓋がかぶされている。床版を見るとあまり歪んでいるように見えないが、右の欄干を見てほしい。


神社側から。

 
琴平神社。傍らの石碑には「創建百年記念」。おっと、意外と新しい。

土木学会関東支部群馬会によれば、群馬県唯一の木造方杖橋とのこと。国内でも、森林鉄道の廃線跡や小規模なもの以外では非常に少ないのではないだろうか。





















 
「給油所の防火壁のようなもの」を見ると、凝視してしまう。その壁には、うっすらと三菱のマークが白ヌキであった。でも、なぜか小さい。防火壁の高さいっぱいに描かれるのが普通だと思うのだが。

隣接するのは墓地で、といっても墓石は奥にあり、周縁部には石碑のようなものがいくつもあった。一番上の文字は「春」のようにも見えるが、「青面金剛明王」だろうか。

 
給油所跡はセレモニーホールとなっている。三菱マークはこの1カ所にしか残っていないようだ。





TENERE700、フレーム下面にスタンドかけちゃだめという話をきくので、リヤスタンドを買った。スイングアームにかますやつで、ロードバイクで使うやつだ。オフロードバイクは普通、ワンタッチスタンドか、台形の単なる「台」を使う。

購入したのはこれ。


スイングアームの両外側間が約325mmのもの。ほぼギリギリの大きさだ。この手のスタンドは同じようなものがいろいろなメーカー名で出ており、評価を見るとひどいものも多くて不安。かといってブランド品はかなり高いし、肝心のサイズ表記がなかったりする。そこで、リスク承知でこっちを購入。5000円もしないし。

さて、実際に使ってみた。いままでミニバイクレースでしか使ったことがなかったので、バイク本体を支えずに一人でできるのかちょっと不安だったが、実際にかましてみると、後ろからバイクを引っ張るだけで軽く上がる。チェーンオイルを塗布するだけでもこれがあったほうがいい。

いままでスーパーテネレではどうしていたかというと、リンクに油圧ジャッキをかませて上げていた。スイングアームの左右にそれぞれ油圧ジャッキをかましたこともあるが(同じものを二つ持っている)、めんどくさい。いや、たいした手間ではないのだけれど、心理的にめんどくさい。



フロントはアンダーガード下部に一つかますか、左右のフロントフォーク下端にそれぞれかましていた。



でも、TENERE700ではどうしようかなあ。

後輪のチューブレスタイヤの交換がめんどくさいからタイヤ屋さんに頼もうかなという気持ちにもなっているが、一度くらい自分でバラしてみないと構造が把握できない。さて。あと2000kmくらい走ったらタイヤ交換かな。いま1万1000kmほど。


250ccオフ車用には、RSタイチのリフトスタンドを使っている。90年代後半に購入、1万5800円とかそれくらいだったと思う。上の写真ではリフトしておらず、ただかませてあるだけ。



↑これです。
従来のスタンドが耐荷重100kgとか150kgだったものが、こちらは200kgまで。スーパーテネレは装備で230kgくらいになるけれど、それに使おうと思って買った。しかし、さすがにスーパーテネレを乗せるとレバーを踏み下ろす力もかなりいるし、逆に下ろすときに「ガシャーン!」となってしまう。それがいやで上記のように油圧ジャッキを使うようになった。

初めて買ったスタンドはごくシンプルなやつで、1万2800円だった。武蔵関の、いまはなきモトスポットで購入。上のタイチのを買ったので友人にあげた。使ってくれているかな…。
 
国道を走っていると、赤いツバメマークが見えた。敷地の半分は駐車場になっている。閉鎖されて久しいのだろう。防火壁の外側は白く塗られていた。

 
その裏側を見ると、ちゃんとツバメはいる。しかし、カットしてある。

 
あまりカットする必要性を感じられないのだけれど。

 
向かって右は、キレイに残っている。日石カルテックスもだが、昔は防火壁の端部に住所を書くのが普通だったのだろうか。






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