国道325号の新阿蘇大橋。数百メートル上流に架かっていた上路アーチが熊本地震で崩落し、新たにこの地点に架けられたもの。渡るのは黒川、手前が左岸で対岸が右岸。対岸の橋脚に向けてジグザグに道がつけられているが、地震前には畑があったところ(崩れていない)を削ったもの。これは橋のたもとの展望所から。 すぐ下流にかかる長陽大橋展望所(後述)から、見上げる形で。こちらのほうが対岸の橋脚に近く、橋脚を取り巻くすごさが迫ってくる。 上部。法面は、まるで90年代半ばのポリゴンのよう。橋脚の根本は、まるで積雪地の樹木の根開きのようだ。 柱状節理を割って立つ橋脚。 * * *
阿蘇長陽大橋。冒頭の写真を撮った、新阿蘇大橋たもとの国道沿いから見下ろす。写真右手から左手に流れる黒川は、上をこの橋を渡した直後、左の谷筋の白川に合流する。写真左奥にあるアーチ橋は、南阿蘇鉄道の、やはり被災して架け替え中の第一白川橋梁。 こちらは阿蘇長陽大橋のたもとにある展望所から。 石碑がある。 ダムとなる 里へ名残りの 河鹿きく ダムとなる 予定の宿に 年惜しむ さん 現在、第一白川橋梁の下流に、立野ダムの建設が進められている(別項)。 阿蘇長陽大橋は、平成29年度(2017年)の土木学会田中賞を受賞している。そのプレートもある。 PR |
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