東京都中央区京橋の一角の再開発が進行中だ。角地の4階建てのビルの1階には喫茶店「森屋」と、2階から上は東京搬送機が入っていた。
界隈の喫茶店がコーヒーチェーンに押されて軒並みなくなる中で「森屋」は孤塁を守っていた。女主人はひょんなことからこの店を任されることになったそうで、かつては文壇の人たちが利用したというような話をしてくれたことがある。装テンは、まったくいままで意識したことがなかったが、グレーと白の縦縞だ。 その向こうの2.5倍くらいの高さのビルにはコルクの会社、ロビンソンが入っていた。角地の左の黒いビルは、行ったことはないが焼肉屋だったか。それらもまとめて取り壊される。 アップしてから気づいたが、「黒いビル」じゃない。この角のビルの一部を黒く塗っているだけだ。 この、窓に書かれた「東京搬送機KK」の文字が好きだった。特に「機」が。 「KK」は、よく見ると「K・K・」と、省略を意味するピリオドが高い位置にあった。 階段部の1階に掲げられていた社名。アクリルだが彫り文字なのかどうかは近づけなかったために確認できていない。 PR
大塚駅付近の裏通りを歩いていたら、円筒の建物が家並みの向こうに見えた。このビルの裏側から見ていたのだ。
真正面、ガン研通りに回ると「全管連会館」の文字。「全管連」とは「全国管工事業協同組合連合会」という。この円筒部分はもちろん「管」をイメージしたものだろう。なんというイメージ先行。屋上、垂直方向に切り取られている姿は「管」というよりもむしろ「竹」だ。 この円筒形部分はおそらく階段室。面白いのはその窓で、テトリスのブロックを連想するがあちらは四つの正方形の組み合わせ、こちらは三つないし一つである。写真で見るとやたらに縦に長く見えるだろう。この写真、デパースはしているが、1階のドアの縦横比などはほぼ実物通りだ。 本体ビルはいたって普通…に見えるのが惜しい。 |
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