静岡市街、国道1号のすぐ上流に架かる安倍川橋。国道1号の旧道、「東海道」の橋である。12連のボーストリングトラスは国内最大数。本来は写真奥にも2連あり、合計14連だったが、斜線拡幅のためにニールセン橋1連に架け替えられた。 柔らかい印象の橋。とかく「醜い」などと言われるトラス橋も、ボーストリングトラスにおいてはそう言われることもあるまい。支間35.1m。 架設は古く、開通は1923年。鋼材はイギリスからの輸入。当時すでに国産化されてしばらくたっていると思うが、なぜだろう。 左岸の親柱は右(上流)側しかない。「大正十二年七月竣工」とある。新しい感じがする。 下流側は歩道がつく。3径間連続(たぶん)プレートガーダー。 桁裏。平べったい管が通っている。 右岸側の架け替えたアーチは、クルマを停める場所がなかったので撮っていないのだけれど、右折レーンを設置するために拡幅したようだ。それが「ニールセン橋」であるとは「歴史的鋼橋集覧」にある記述。「ニールセンローゼ」ではなく「ニールセン」はほかにあるのだろうか。対岸から歩いてでも行って観察し、撮るべきだった。また行かないと。 PR |
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