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大糸線第一姫川橋梁通橋と姫川第二ダムを見た後、ふと見ると「重要伝統的建造物群保存地区 青鬼」と書いてあった。1kmちょっとだというので行ってみた。夕刻の集落内を少し歩いたところ、神社に向かう階段があった。すごい。上が、見えない。


いちばん下の一群こそコンクリートで補修されているが、次の段からは、ノミ跡も深い、そして摩耗の激しい石段。無数に落ちている栗。

 
階段に沿って、もう何十年そこにあるのかという丸太が苔に埋もれている。しかし、いくつかある石灯籠は新しい。旗を立てるポールや電柱も新しい。階段も平場も苔に覆われてはいるが、落ち葉もあまりなく、掃除が行き届いている。

 
 
中央部を持ち上げた注連縄。山梨県でも、このように中央を持ち上げる注連縄があるようだ。

 
上の平場にあがる。やはり、落ち葉もなく、清められている。左を見ると神楽殿。屋根も新しい。

 
本殿。電灯が灯っていた。2礼2拍手1礼となっていた。

 
振り返る。この杉林の密度。

こうした、地域の人たちの聖域に足を踏み入れることにはためらいもある。ましてやカメラを構えることなど。とは思いつつ、この雰囲気は、わかる人には伝えたいと思った。

 
 
青鬼集落。下の写真の右手前は、公開されている建物。






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