東武博物館の屋外に屋根付きで展示してある東武ED10。譲渡後の近江鉄道において、空色と黄色に塗装されたED4001として活躍、あるいは保存されていた姿をご記憶の方の方が多いかもしれない、というか私がそうだった。
こうして茶色に塗装されると、まったく印象が異なるものだ。台車は板台枠で、wikipedia日本語版でも形式が載っていないので、形式は不明としておく。『電気機関車展望』 には載っているだろうか、売ってしまったのが悔やまれる。 ゴリゴリとした乗り心地が伝わってきそうな台車。板バネの軸バネしかないようだ。かつ釣り掛け式…。 下部に水平方向に2本並ぶロッドは、内側が車輪内側の踏面ブレーキ引張棒、外側が車輪外側の踏面ブレーキ引張棒だ。 砂箱は両端にあり、デッキ側の砂箱にはステップもつく。その上にはデッキ。 エアタンクとブレーキロッド。 当時の電気機関車は、モーター付きの台車が連結されており、その上に車体がのっかっていた。牽引力は、連結器+台車+台車+連結器、と伝わり、台枠は無関係。だから、台車同士をつなぐ機構がある。 車体の銘板。 台枠の銘板。 どちらにも、ENGLISH ELECTRICとDICK KERRの文字があるが、デッカーを買収したEEが、子会社のデッカーで製造した…と考えるとわかりやすいが、いつまで会社としての、あるいはブランドとしてのデッカーがあったのかはわからない。 PR |
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