富山県の雨晴海岸の旧街道を走っていると、剥げかけたクリーム色の防火壁に、同じ剥げ方でアポロが佇んでいた。「出光」の大きな文字に対して、控えめなアポロ。コンクリートブロックで築かれた防火壁の上部は苔むしていて、それがまた乾いた古さを醸し出している。 立地はこうだ。1面の防火壁のみが残り、その前にはコイン精米所。向かいには小学校。手前の地面は、海沿いにもかかわらず、融雪装置から出た錆で赤く覆われている。「海沿いにも関わらず」というのは、新潟県との比較だ。新潟県では、あまり海沿いにはない印象。 JA高岡太田支店の建物。この、銀行然とした意匠。正面中央に庇のついた玄関があり、正面を横に三分割するように袖壁が垂直に降りる。その三分割をさらに分割するように、アルミの桟が縦に幾本も走る。そして側面は、少ない、素っ気ない窓。 PR |
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