アドベンチャーブリッジ(栃木県)を見て宇都宮駅に戻ろうとしていたところ、丘があったので上がった人がいた。つられて上がってみたら、そこに一等三角点があった。

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地形図など見ていなかったので、まさかこんなところ(失礼)に一等三角点があるとは思わなかった。いま改めて見ると、たしかにある。

余談になるが、この切り出した部分に「博物館」(2002年制定)「老人ホーム」(2006年制定)の地図記号がある。初めて見た気がする。
その横に、コンクリートの門柱みたいなものがあった。

天測点。「第一六号天測点 地理調査所」という銘板がついている。「地理調査所」とは内務省→建設省の下部組織で、1960年に国土地理院となったものである。
サイト「
一等三角点探訪」やサイト「
オフィス地図豆」などを拝見すると、どうやら最初に全国で48点の天測点、すなわち天文測量をするための基準点が定められ、この八幡山は18号ということになったが、その後、いくつかが廃止されてため、「一六号」に変更されたようだ。後者のサイトに出てくる「カールバンベルヒ製70mm子午儀」は『地図の科学』(山岡光治著)に写真が掲載されている。
天測点とは、その名称からして目的も類推できるわけだが、それを見たのが初めてどころか存在を知ったのも初めてだった。wikipediaに記事がないのが不思議なくらいに感じるが、そんなに重要ではないのだろうか?
単なる腹ごなしの散歩だったつもりが、めいっぱい楽しい発見が多い散策になった。とても嬉しい。
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