岐阜県の八百津町にはいろいろな珍しいものがある。丸山ダムはダム好きの人たちの間で相当に有名で、その「珍しいもの」も、ダムに由来するものも多い。この旅足橋(たびそこはし)も、そのひとつである。 通常、吊橋が吊っているのは床版ないし補剛桁である。その場合、ケーブルから垂直に垂れ下がるハンガーロープが補剛桁を吊るのだが、この旅足橋はケーブルが補剛桁の上弦を兼ねている部分がある。この構造は、アメリカの橋梁エンジニア、デビッド・バーナード・スタインマン(David Bernard Steinman)が考案したもので、「Florianopolis型」(フロリアーノポリス型。「Florianpolis橋」と誤記されていることもあるので注意、元はブラジルの地名である)という。目的は、タコマ橋崩壊に鑑みた耐風性の向上らしい(未確認)。 さて、先に側面を見せたが、まずは西から。 では、補剛桁とメインケーブル、ハンガーロープの関係を見ていく。 メインケーブルとはピンで結合されているように見える。この構造は後述する。 このように、ガッチリとクランプで留めている。 別角度。 こんどは/|\型の部分。 昭和29年(1954) 岐阜県建造 内示(昭和14年)二等橋 製作 株式会社横河橋梁製作所 『横河橋梁八十年史』にも、写真が載っている旅足橋。それでも、どういう構造だったかなどは「きわめて珍しい補剛トラスをもった吊橋」という程度なのがすごく残念だ。 旅足橋。見ると意外に(?)衝撃的だった。ダムマニアのみなさんもぜひ。 PR |
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