副港橋梁 留萌本線脇の廃橋梁に関連して。
映画や映像に造詣の深い、写真家の丸田祥三さんと倉本聰氏の話をしていたとき、『駅 STATION』の話になり、血糊の話になった。この時期の木村大作氏の撮影した映画は、ピストルで撃たれると、血しぶきが水鉄砲のように飛ぶ…というのだ。そうだったのか。そう思って、以前録画してあった『駅 STATION』を再度、見てみた。
倍賞千恵子さんがとてもすてきなのだが、そんなことは割愛して、これだ。

私のPCでは、VRモードのDVD-RWを読めないので、やむなくテレビ画面を撮影した。見苦しいのはご容赦いただきたい。
画面下、歩いているのは烏丸せつ子演じる「すず子」だ。でも、私の目は、右上の三つのトラス橋に釘付けだ。
いちばん向こう、端柱が立っているのが
副港橋梁。今も廃橋として残っている。その手前が、留萌本線。いまもある。そして、その手前にあるのが…木製のトラス橋! というか、鋼と木の複合橋?
これは道路橋である。鋼製のプレートガーダーを、木製のトラスが補強している…なんてことは強度からしてもなさそうだ。トラスの横桁の上にプレートガーダーが乗っているようにも見えるが、横桁が朽ちて離れている部分もあるし、後述の理由もあるので、そうした構造ではないだろう。そして、いちばん注目点したいのは、トラスの組み方はダブルワーレンのようにも見えるが、基本はアラントラスになっている点である。
アラントラスについての参考:
上士幌町の仙翠橋/アラントラス備忘録
画面に映っている範囲で書くと、
太い=上弦、下弦、端柱と同じ方向の斜材(/方向)
細い=端柱と逆向きの斜材(\方向)
鉄線?=垂直材
である。拡大してみる。

モアレがひどい場合は、画像をダウンロードし、拡大・縮小してみてほしい。それで、ずいぶんと見え方が変わるはずだ。
実は、先の副港橋梁を訪ねたときには、この橋のことを知らなかったのだが、ちょっとだけ写っていた。

プレートガーダーだけ写っているのがおわかりいただけるだろう。現地に行って、これに気づかない私の迂闊さがいやになる。
この道路橋は、いまはない。改めて地図を見ると、ここだけ道路が分断されている。そして、衛星画像を見ると、プレートガーダーだけ残っているのがわかる。
8月中に北海道を再訪することができれば、ここも見直しておきたい。
この橋の情報、求む!!!
==
2012.9.4追記
留萌本線の脇にかつてあったアラントラス?のつづき。
コメント一覧
現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。