
新潟交通の入船営業所。こうした建物が建てられたのは、いつの頃なのだろうか。南部縦貫鉄道本社の雰囲気と通じるように思う。
庇の柱や屋根の部材が木製だし、この建物も木造なのかもしれない。瓦(新潟弁では頭アクセント)の屋根、モルタルの外壁、アルミのドアやサッシ。新潟県を代表する企業の一営業所なんだから、もう少し外観がきれいでもいいような…。

ところが。
外観よりも、社名も営業所名も脱落してるじゃないか! これでいいのか。

妻面のスパンドレルとでも言えばいいのだろうか、社名の上に社紋がある。レール断面とハンドルをかたどったものである。
この建物の場末感たるやすばらしい。待合室を覗くのはためらわれたのでチラ見しかしていないのだけれど、中には、かつての国鉄駅のような定期券売り場もあるようだ(かつてはあった)。いつまでも「下(しも)」に似つかわしいこの雰囲気を残していてほしい。
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入船営業所に行くには、新潟駅前の「味のある」バスターミナル2番線から附船町(つけふねちょう)行きに乗る。最短ルートを通らず、八千代橋をぐるっと回って古町、そして入船営業所に着く。
私が高校生の頃は、古町止まりの郊外の路線のバスが、回送を兼ねて古町始発附船町行きとしてこの路線に入っていた。間合い仕様なのだが、行き先方向幕は「附船町」となならず、必ず二つの行き先の真ん中、白地部分(上下に他の行き先の文字が少しずつ見えている)を掲出していた。正規の新潟駅~附船町ルートのバスよりも、郊外路線のほうが大型で新しいバスが入っていた。いまでは、この入船営業所から、みなとトンネルを回送して東側に行くバスがある。
入船営業所からのバス路線が整理されたのは1980年頃だっただろうか。幼少時、入船営業所からは「沼垂行き」と「川岸町行き」があった。沼垂行きが、現在の新潟駅行きに変更された。川岸町行きも何かに変更され、ルートが大幅に変わったのだが、現在の路線とどうつながるのかはわからない。
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