これを「突堤(とってい)」と言っていた。
これが、数百メートルおきに並んでいた。
既に相当傷んでいるが、その左に、海中に没した古い突堤が見える。
昭和50年の航空写真にも、それが見えている。
なお、グーグルマップやヤフー地図の衛星画像ではよく見えない。
この突堤は、なんのためのものだったのだろう。
子供の頃から不思議だった。
前述の航空写真を見ると、沖合のテトラポッドに行き着くためのものに見える。
構造は、土管を縦に海底に突き刺して並べ、
海面上の土管の頭の両側に直方体の鉄筋コンクリの塊を平行に並べて締め付けている。
それを2組平行に並べ、内側に岩石を投入してある。
直方体の上を歩いてもいいし、岩石の上を歩いてもいい。
岩石の間には小さなカニがいて、よく、棒で手前に掻き出してつかまえたものだ。
その土管の内側は砂が詰まっていて、さらに海水もたまっている。
釣り人たちは、その中に釣った魚を放したり、カニや貝を入れたりする。
アクアリウムをイメージしてたりして。
当然、すぐに暑くなり、すぐに魚は死んだだろう。
でも、今回ここをのぞいたら、フナムシが動いていた。
自在に出入りしているのだろう。