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ラティスガーダーの竹野川橋梁を撮影した後、国道178号に向かって南下していたら、竹野川にかかる木橋を見つけた。どうみても自家用の橋。クルマなどは渡れるはずもない。

なぜこのようにジグザグになっているのかはわからない。本来なら斜橋にしたいところ、そういう術がないのでこのようにした…といったところだろうか。

橋脚は、2本の木材を門形に構え、それを流れ方向の両向きに斜材を組んで補強している。

踏み板はとてもしっかりしていた。釘で打ち付けられおり、いちぶは別の釘も使われている。


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『鉄道をつくる人たち』の川辺謙一さんの新刊。サブタイトルが「日々の運行を静かに支える技術」。

カラー新書ということで、読者対象は鉄道に詳しい人向けではなく、一般向けの「鉄道の基本が書かれている本」に分類されるだろう。近年、この手の本の刊行が相次いでいるが、本書はサブタイトルに基づく「鉄道の特性を実現しているものとは?」という観点で書かれている。車輌の種類や制御システムなどはごく基本的な分類にとどめ、誌面を割いていない。

鉄道の特性を語るには、他の交通機関、つまり自動車・トラック、船舶、航空機と比較するのがいちばん。それを第一章に据えた上で、それを実現するために、鉄道に特有のこと(これを「科学する」「~技術」と表しているのだろう)が全編にわたって書かれている。

鉄道の基本書は、車輌・施設・信号…などと章立てされることが多いが、本書の章立てはこうだ。

第1章 鉄道とはなにか
第2章 いろんな鉄道車両
第3章 鉄道車両の構造
第4章 新幹線と高速鉄道
第5章 都市の鉄道と山岳の鉄道
第6章 線路の構造と種類
第7章 列車の運転と鉄道の運用

特徴的なのは第4章・第5章だろう。鉄道ならではの特性を述べられるし、日本の鉄道の特性を海外の事例とも比較できる。「日本の鉄道の特性」とは、日本で発達した鉄道の「科学」に他ならない。例えば新幹線車両の先頭部が独特の形状をしている理由を解説している本は多いし理由を知っている人も多いと思うが、本書はそれだけでなく、欧州の高速鉄道車両が単純な形をしていることにまで言及している。こうした記述は既に知っている知識の外側に肉付けできるものでもあり、鉄道に詳しい人でも鉄道に対する視野を広げることになる。これは大切なことだと思う。

一見、「知っているよ、それくらいのこと」と思うことも、こうして改めて読むと、既存の知識を押し広げてくれる。鉄道に詳しいと思っている人ほど、本書を通読してみるといいと思う。




ここ10年ほどで何キロ走ったのかわからない…くらい走っていなかったランツァ。この夏はけっこう走った。妻のバイクなのだけれど、先の北海道ツーリングでぼくが4000km、その後、妻が1400kmほど走ったのだが…。

妻が自宅に着く直前、リヤブレーキペダル末端とブレーキシリンダーをつなぐボルトが脱落。リヤブレーキが効かなくなったという。振動による脱落と思うが、これは意外な場所のトラブル。こういうとき、バイクは前後のブレーキが独立していることをありがたいと思う。

フロントスプロケットの周りに、細かな金属屑がオイルにまみれて付着している。どこのなにが削れているんだ? あとでよく見なければ。

このほか、北海道ツーリング中に気づいたギヤオイル漏れ、これが再発したようだ。留めておいたら地面にオイルが数滴垂れていた。これも抜本的に対策せねば。

現在約2万7000km、ちょっと開けてみるか。リング交換だけでもしようか。
引き続き漫画/『カレチ』
『カレチ』第4巻(池田邦彦著/講談社)

  最終刊。連載中に、大きく性格が変わった作品だと思う。『カレチ』第4巻に書いた変化がそのまま延長されて、「鉄道が描かれただけのもの」ではない作品になった。最終章「分割民営化」は、それまでの37話分の荻野の活躍を知らない人でも読める独立した作品となった。作者に賞賛を贈りたい。

鉄道を舞台にした漫画から「仕事」を軸にした描き方に、そして「物語」へという変化は読者の反応への対応でもあろうし、作者が書きたいことが変わっていったことでもあろう。(カバー袖の作者コメントにもそのようなことが書いてあり、私の受け止め方は間違ってはいないと思う)。その変化は、第1巻から第5巻までの、帯のキャッチを見るとよくわかる。

・第1巻「懐かしい!泣ける!昭和テツ漫画」
・第2巻「今この一瞬を、誇れる仕事を。」
・第3巻「『志織ちゃん』編で、ほんわか。」
・第4巻「読むとプロ魂が宿る。」
・第5巻「さらば国鉄。さらば昭和の職人(プロ)達。さらば荻野カレチ。」

第3巻は傾向が違うので除外して、第2巻・第4巻と、第5巻の間には大きな違いがある。そして、第37話までと最終章とで、プロ、本書では「仕事の誇り」という言葉がよく使われるが、それが指し示すものも大きく変わった。

第37話までに描かれているのは個人の行動規範たる「プロ意識」だ。しかし、最終章は職場の行動規範たる「プロ意識」を描く。個人ではなく、共同体としての「プロ意識」。それが大切なものであり、なおかつ当時、時代とともに大きく変化している最中だったことを、見事に描ききっている。

* * *

私は、いったんこの路線から離れて、第1巻や『RailGirl』の路線をもっとたくさん読みたいと思う。初期作品のようなエンターテインメントを描けるのは、作者しかいない。期待して待っている。










津山機関区の扇形庫に隣接する「懐かしの鉄道展示室」には、タブレット閉塞機がある。あるだけではない。これは、実際に触れるし、動くのだ。上部のメーターの前にレバー式のスイッチ(プランジャーという)が2本並んでいるが、これを倒してベルを鳴らすことができるなんて! こんな展示は全国でここだけだ。閉塞のマニアはここに行くしかない。

この施設はOBの方々が説明してくださるが、「やってみたい」といえばさわらせてもらえる。詳しい手順は覚えていないが、プランジャーを操作して隣駅のベルを3回鳴らし、確認のベルが3回鳴り、電話をし、ベルを2回鳴らし、確認のベルが2回鳴り、プランジャーを押すと下の引き出しが半分開き、隣駅も押すとタブレットを取り出せる…といった手順だったと思う。

中身も見せてもらえる。

上の引き出しと、下の引き出しのつながり。電気回路。上の引き出しに収納すると、かなりの重量感のある音がしてタブレットが「落ちる」。その落ちたタブレットは、この斜めの管の中にあるようだ。




きちんと三脚を据えて撮ればよかった。また行きたい。


(関連項目)
津山のターンテーブル



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