向かって左の防火壁を見ていると、なんだかパースがおかしい。それは、敷地が、写真でいえば向かって右下を「下」とする斜めだから…ではなく、赤とグレーのラインと、防火壁上部が平行じゃないのが原因だろう。冒頭写真をみるとそれが顕著だ。 軽量機の検査期限からすると、平成22年にはすでに閉店していたようだ。立地が国道の対岸であるにも関わらず、けっこうな命脈をたどったなあ…というのが私の印象だ。 PR スパン43mの、2径間のポニーワーレントラスだ。歴史的鋼橋集覧はこちら。 冒頭の写真でもわかるが、上弦に取り付けられた、道路としての「中井橋」の看板がおもしろい。
こちらに渡ってみて、いろいろすてきなものに出会った。 種村さんの本は昭和50年代後半のものはだいたい読んだ。なかでもこの『鈍行列車の旅』は珠玉の内容だと思う。内容は大きく四つに分かれていて、一つは各地方のローカル線、駅の風情がふんだんに盛り込まれている旅記事。仲間と旅する、という楽しさがほとばしっている。 資料としても優れていて、当時走っていた夜行鈍行全9系統と、国鉄全駅所在リストが載っている。当時、この住所をもとに、いくつかの駅に入場券の通販を申し込んだ。小学校4年生のころだ。これで三つ。 そして、RGGの森嶋孝司さんの「駅名標撮りつぶし体験記」だ。 2006年、『カシミールで見る・自分で描く 空から眺める鉄道ルート』を制作した際、RGGに写真をお借りしたが、森嶋さんの写真も多数お借りした。一方的にご縁があったと思っている。 * * *
もう一冊。『国鉄全線全駅 読み乗り2万キロ総ガイド』。410ページもある。記憶では、けっこうな数の駅舎や駅名標の写真が載っていたと思うのだが、全然そんなことはなかった。これは買い直さなくてもよかったかもしれない。 再び本が増え始めている。重量的にまずい。 …と、銘板がふたつある。赤い矢印(見えにくいかな…)の先だ。まず手前。
意外に新しい。ということは、線路は移設せずに、現役の線路の真下を支えながら掘ったのか。
ということは、最初に橋梁だけできて、その向こうは閉塞隧道のように…正確には工事がまだ開始されていない隧道、という状態であったはずだ。 鉄道側は橋梁で、道路側はトンネル。この違いは、通行主体にあるからではないかと思う。「番神(架)橋梁」は、鉄道の橋。その下が川だろうが道路だろうが、関係ない。対して「番神トンネル」は、道路のトンネル。その上が鉄道だろうが地山だろうが、関係ない。そんな、構造物の目的の違いが名称に表れている気がする。 |
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