往復、のべ2本を取り終えてキャンプ場に戻る途中のことだ。ほとんど無人の国道107号を走っていると、橋の欄干になにかいる。鳥だ。クルマが近づいたときに飛び立たれてぶつかられるのもいやなので、クルマのスピードを緩めて近づくと、なんとフクロウがこっちを見ていた。 助手席のヘッドレストにひっかけておいたキスデジ(ISO1600)を構えると、なんと飛び立ってしまった。残念! 写真は、あわててシャッターを切ったところ。もちろんクルマは停止中。 かつて山をよく登っていたときでも、ふくろうは見たことがなかった。だから、とても嬉しかった。 このとき毎晩おっかけていたDD51重連の貨物列車も、いまはない。 ダム好きな方々が、どれだけこの本を楽しむのかわからないが、書名通りの内容である。私は本書の第2章ダムの歴史における「日本の堰堤技術者八傑」や「世界の~(同)」などの記事を楽しく読んだ。それ以外は、まあこうだろうな、という内容だ。 しかし。 本書は編集がまったくダメだ。 また、誰を読者対象にしているのかがわからない。 【編集について】 アーチダムとかフィルダムとかをダムの種類として1項目として扱うならば、なぜ写真がないのか。 各タイプの代表的な写真を並べて「これはアーチ。特徴は…」「これはロックフィル。特徴は…」「これは重力式。同前」みたいなカタログがなければ、なんの知識もない人は俯瞰できないし、実際にアーチダムを見ても「アーチだ」とわからないじゃないか。写真がないわけじゃない、しかるべきところに写真がない。 また、写真が適切じゃないものがある。115ページにラジアルゲートとローラーゲートの写真が載っているが、この堤体下流側からの遠目の写真をド素人が見比べて違いがわかると思っているのだろうか。ラジアルゲートの回転中心を「ここ」と示した上でゲートが円運動することを補助線で図示し、ローラーゲートはそれが上下することがわかるような補助線で示すべきだ。 もう一つ。クレジットがクレジットに見えない。著者名が業界団体なのに、図版には「著者作成」とか「著者(○○)作成」とか。奥付を見ると「一般社団法人ダム工学会 近畿・中部ワーキンググループ」が著者なので、その会が作成したと読めばいいのかもしれないが、そういう場合は出版物においては「著者」という表記ではなく団体名を書くものだ。また、各章末にコラムがあり、最終行に執筆者名が書かれているが、カッコもなく突然「雀の社会科見学帖」とか書かれても、私はそのサイトを知っているけれども、ダムファンのサイトなど見たことがない人にはこれがサイト名(またはハンドルネーム)だとはわからないだろう。夜雀氏やサイトにケチをつけているのでは全くない。それがサイト名だとわからない文脈に、サイト名をぶっこむ編集が悪い、と言っているのだ。 そういう点で、とても編集が稚拙であるのが残念。 【読者対象について】 雑学本なのか、ダムファン向けなのか、教科書なのか。 全然定まっていない。 「ダムの写真集があり、文庫にもなってるからいけるんじゃないか」と思ったのなら、やはり編集が悪い。せっかくのすごい執筆陣なのに、アウトプットがこれでは執筆陣を生かし切れていない。 ちょっと期待していただけに、うるさいことを書いた。繰り返すが、中の人には罪はない。編集の問題である。この材料と予算があれば、もっといいものができるはずなのに。もったいない。中の人は、他の出版社に同じ企画を持って行って、出し直したほうがいいと思うよ。土木系のコンテンツが好きな編集者は何社にも何人もいるのだから。 これは妻面扉の形状から、コキフ10000の車掌室部分を2組用意し、トイレの部分で切断し、突き合わせたものと思う。しかし、車票差しの部分や、そもそも妻面扉など交換したりしている可能性もあるので、ちょっと不安要素が大きいと言うことで「コキフの車掌室部分」としかしないのがよさそうだ。 面白いのは銘板がついていることだ。 広島車両所 昭和62年改造 通常は台枠に貼られるべき銘板。車掌室本体はすでに台枠から分離されているため、屋根の側面につけた…のだろうか。 「改造」というのもおもしろい。建築物ではなく、車両を改造しているという気持ちだったのだろうな。 |
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