積丹半島の神威岬の東、ワリシリ岬の根本に穿たれた余別トンネル。その西側坑口だが、2012年8月、そのときまさに廃道化工事が行われていた。左に見えるのが旧道で、画面外になるがその左には旧旧道がある。
「古いトンネルをふさいでいます」。 さらに左に目を転じると、閉鎖された旧旧道の隧道が見える。近寄りたかったが、あいにく作業者のものとおぼしきクルマがあるので自重した。
* * *
東側の旧道は近寄ることができた。うっかり、新道の写真は撮っていない。 こういう意匠なのだろうか。それとも、何かが貼り付けてあったものを、廃道化する際に剥がしたのだろうか。他にもこういう処理(?)をしている廃隧道をいくつも見た。 旧道の横には、当然のごとく怪しい道が。周囲は港なので、無関係かもしれないのだが…。 見えますか? このような形で藪に埋もれていた。私の背をはるかに越える、高さ3mになろうかという木か草かわからないような草(だと思う)に阻まれた。とはいえ坑口はとても小さく、現在の交通事情にはそぐわない大きさだった。 振り返ってみる。センターラインが残っている。
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その横、港にあった道。突然、途切れている。かといって、かつて「この先」があってそれをぶった切ったわけでもなさそうだ。ここまで律儀に白線を引かずともよさそうなものだが…。
親子三代。
もちろん初代は上、二代目は左、三代目は右。塞がれているのは二代目だけ。それぞれの意匠は兜トンネルと同じ流れだ。 初代にいたる道が、右手前にある。 目で追うと、砂防施設と橋がある。橋は、こんな短いのに橋脚がある。…? 浮いている。たったこれだけのスパンだからなくてもいいような橋脚が、浮いている。どうせ通るクルマもないだろうが、これはひどい。 この場所は、冒頭の三世代を眺めるのが吉。 |
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