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スパンに比べ、異様に太いアーチ。相当な活荷重のPCアーチでも、ここまで太くはなかろう。これは木製のアーチ橋だ。

 
 
中路アーチ。床版は単純に吊られているだけ。

 
 
短い集成材を突き合わせているようだ。アーチを天または地方向から見ると、貼り合わせが見えると思われるが、材料の保護のためだろう、アーチリブには「屋根」がかかっている。

 
 
床版。いったん横桁を吊って、その上に床版を渡している。

 
ヒンジ。

 
左右のアーチをつなぐ部材も木製。その上に、やはり屋根がかけられる。

 
対岸。


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2022のGW、柳井港を1時に出港する、柳井三津浜航路の深夜便に乗った。この航路は防予フェリーと周防大島松山フェリーの共同運行で、1時の便は後者だ。

 
6時間くらいかけてくれれば眠れるのだけれど、所要2時間25分。かといって、20時とか22時の便に乗っても松山での寝床の確保がめんどう。そもそも「深夜航路」というのがお楽しみだしね。

 
暗くなってから、ジョイフルで夕食をとりつつ時間をつぶし、それでも出航の3時間近く前に港についてしまう。

 
ここで横になるのは少し抵抗があって、外のベンチでうとうと。

 
そのうち、折り返しこれから乗るフェリーが入ってきた。しらきさん。周防大島松山フェリーの所有。

さらに、防予フェリーのおれんじじゅぴたーが到着。桟橋に2隻が並んだ。

 
出港20分くらい前になってやっと乗船。で、バイク、タイダウンやロープで固定しないの…? 瀬戸内すごい。

 
 
しらきさん。


出港。

船内ではベンチに横たわって眠った。0325松山の三津浜港着。まだ暗く、寒いのでフェリーターミナル内のベンチで約2時間ゴロゴロして、市内の唯一(?)の24時間営業ファミレス・ココスに移動、ソファでゆっくり休む。朝食バイキング、けっこうな人気だった。









 
 
信楽から木津に抜ける、滋賀県道5号線・京都府道5号線を走っていると、県境を越え京都府和束町に入ったところで奈良交通バスの操車場(転回場)があった。簡易トイレとゴミ集積所がある。この路線は京都府内で完結する奈良交通バスの路線。

ストリートビューを木津川から見ていると、SVカーがバスを追いかけていて、バスはこの転回場に入る。

 
2枚目写真の道路右に見える小屋。住宅のような大きさだが、窓がないので小屋だろう。一段低くなっているのは、道路が嵩上げされたせいだろうけれど、もともと低い場所でもあったようで、竹林の向こうは川。隣の家、というには少し離れているけれど、隣の家もやはり一段低くなっている。その間は畑だったらしい(後述)。

 
建物の下には土管。沈下してきたから挿入して支えているのか、それともここは浮いていて、単に転がっているだけなのか。

 
右に続く道路のようなものは砂防堰堤。

 
壁の隙間からは藁がたくさん見えた。
 
 
そのまま集落のほうに歩いて行く。「一段低くなっている」というのはこのとおり。

 
土壁の家が多い。土壁の家は、築100年を超えているものが多いのではないだろうか。斜めに架けられているのはハシゴ?

 
この立派な門?だけで、ウチの何倍あるのかな…

 


 
石垣の集落でもあった。山側のものは道路に沿っているから見えるけれど、谷側も、きっと谷側に石垣が築かれているのだろうな。





 
兵庫県西部の瀬戸内側、江戸時代に参勤交代の中継地として栄えた街。港沿いの細い路地と古い街並みが残る。保存家屋の一つ、室津民俗館にあったバツ型。開き戸タイプ。骨格は古いかもしれないが、表面の板は新しい。蝶番も新しい。

 
 
 
室津の漁港と街並み。クルマで入り込むのはためらわれるくらいに細い。こういうとき、バイクだと気がラク。音が反響してしまうけれど。





 
 
益田市の、山口県との境のあたりの山間部を走っていて、ある谷筋を回り込んだところ、道路の谷側にずっと柵が巡らされている。ガードレールがその役割をしているところもあるが、途切れるところにはこのように塞がれている。

 
パレットを立てて柵にしているが、まったく別の4種類。左端は玄関サッシを横倒しにしている。ガラスはないが、縦桟が生き残っているので、写真における「下」半分には別の木製の柵をあてがっている。

 
ちょうど農作業を終えた方が通りかかったので挨拶をしたところ、「ふだんだとヤギが出てるんだ」とのこと。この柵は、除草のために飼われているヤギ用だった。

この道路の山側には家が点在している。5月の連休時期だったこともあり、土壁の、築100年を優に超す家の前で、子どもたちが家族と遊んでいた。





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