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奈良交通バスの支線、という感じの大平尾(おびらお)線の終点にある車庫。木造、トタン波板張。

 
乗用車なら2台入れるかもしれないが、バスなら1台か。停留所を兼ねている。


右下に降りて行く道がある。下には民家がある。

 
「車庫!」「倉庫!」という感じで、いいね。

 
入口付近の屋根を支えるために、柱が斜めに走っている。

 
表札(?)が掲げられている。


内部は、集落の新聞受けがある。棚には名前が書いてあるので加工している。

 
 
停留所の時刻表。月曜から土曜まで、朝の1本だけだ。

 
裏側に回れる。トイレなどもない。










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錦川の向道ダムのダム湖に、なんだかスケール感がおかしいトラス橋が見えた。小さい。

 
総重量2t、車幅1.7m、高さ2.1mの制限。ハイエースは3tを超えるのでNGだ(車両重量だけで2t近い、整備重量+ドライバー1人だと2.2tくらいか)。これは右岸側。

 
残念ながら親柱のようなものはない。橋名も不明。

 
 
桁と桁の間にコンクリートがある。これは橋脚の上面。

 
冒頭の写真を拡大したもの。横から見て凹型をしており、上部にコンクリートの桁が渡されている。コンクリートトレッスル橋梁、とでもいおうか。トレッスル橋梁は、櫓のように組まれた橋脚の上部に桁(プレートガーダー)があるものをいうのだ。

 
 
 
途中に、第一取水塔への通路がある。橋脚の部分ではなく、トラスの隙間から出入りする。


 
左岸側に渡った先。これが第二取水塔。こちらはここから東に水路隧道をひたはしり、菅野ダムの錦川第一発電所に至る。

【同日追記】
炭素さんから下記のコメントをいただいた。もうすこし水面が低ければ、堰の跡が見えるのかもしれない。










 
山口県錦町の平瀬ダム建設に伴い、撤去される予定の木谷原橋。貴重なピン結合のボーストリングトラス。鋼材はドイツ製。しかし、すでにダム工事で近づくことができず、付け替えられた新道から眺めるしかない。

 
橋の向こうに平行にある道は、国道434号の旧道。

 
少し回り込んで、平瀬ダムの建設現場。


【関連項目】
まだ「ダム軸」看板しかなかったころの状況です。

木谷原橋 ハーコート製ボーストリングトラス(2013年の記録)




北上川河川歴史公園にある、北上川分流施設。

 
現地では、古墳と羨道のように見えた一本松樋管。旧北上川の河口付近左岸にあった、堤防を潜る樋管。地元の「稲井石」を使った石積み。ここに移設・展示されている。

 
鉄材で補強されている。

 
説明板。

 
こちらは新北上川の河口付近の堤防の中から発掘された煙突。開鑿した当時の工事で使われたものらしい。

 
説明板。

旧月浜第一水門
脇谷閘門・脇谷洗堰
鴇波洗堰・鴇波水門・鴇波締切堤





 
 
北上川河川歴史公園にある、北上川分流施設群の一群。

 
右の堤が鴇波洗堰。上部は道路になっている。左が鴇波水門。左から右に向かって流れる。

北上川分流の計画では、当初、この鴇波洗堰だけが考えられていた。その時はこの「上」に堤防を築くことが考えられていたが、地盤がよくないことから南側にもう一つ、脇谷洗堰を設置して、機能を分担した。どちらも竣工は1932年。鴇波水門は、洗堰の老朽化に伴い、2006年に設置された。

 
鴇波洗堰の上流側。18門のオリフィスが、常に一定量の水を下流に流している。右は魚道。
 
鴇波水門。下部に開口部がある。そこにライジングセクターゲートが設置されている。その動きは「横たわった円筒の外周に沿って動く」というイメージ。この方式が採用されたのは、景観対策のため。ローラーゲートのように上部に大きく張り出さないためだ。

ただ、雨が降ってきたこともあり、下流側をきちんと見ず、写真も撮っていないのは迂闊すぎる。

 
こちらは鴇波締切堤の説明。ここは広大な公園にただ道路が通っているだけのように見えるが(その道路を抜け道として使う地元の方にとってはそういう存在だろうが)、冒頭の地図のように、堤防であり、堤防道路である。

【関連項目】
旧月浜第一水門
脇谷閘門・脇谷洗堰



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