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20111009_000.JPG只見川沿いの国道252号の横田から南下し、松坂峠を越えて国道289号とを結ぶ県道352号/153号が国道289号と出会う地点にある。伊南川のかかっている。写真は北側(下流川)右岸より撮影。このポニーワーレントラスが気になった。

20111009_003.JPGこちら、道路橋。

20111009_004.JPGこちら、歩道橋。

20111009_005.JPG見つけたとき、このポニーワーレントラスが旧橋で、隣りに新橋が架けられたのだろう…と思ったのだが、ポニートラスはこのような溶接+ボルト留め。そして、国土画像情報で昭和51年撮影の航空写真を見ても、ポニートラスはない。

ということは、単なる後付けの歩道橋であった。

右岸の上流を見る。
中心付近を拡大。
20111009_002.jpg橋台がある。

この橋台はいつの時代のものか。左岸にはないようだ。昭和39年のものにも写っていない。


こうして冒頭の写真を見てみると、同じスパンで桁の構造がまったく異なる。方や車道でワーレントラス、方や歩道橋でポニーワーレントラス。。負担する荷重、橋梁の幅・高さ等の違いだけでここまでの差になる、というのがよくわかる。









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20111006_001.JPG福島県の国道400号を北上し、金山町に入って割とすぐの道路左にある橋。欄干がない。旧橋だろうか。橋脚はコンクリート製である。

20111006_000.JPGその手前までは一瞬、砂利道。そしてギリギリ1車線分の橋はコンクリート鋪装。欄干はない。

この橋とルートの素性が知りたい。


引き続き、第七只見川橋梁。上の地図には記載がないが、上流側に「四季彩橋」がある(航空写真に切り替えると見える)。その四季彩橋が、いまの只見側両岸の生命線である。

20111005_000.JPG四季彩橋付近からは、このように見える。川の流れは画像下から上方向。右が右岸、会津川口方面。左が左岸、只見方面。

右岸には残った桁と橋脚があり、川の中には転げ落ちたトラス桁。左岸の断崖には、レールが垂れ下がっている。第1連~第4連は無事で、落ちたのは第5連(支間22.3mのプレートガーダー)、第6連(77.5mの上路ワーレントラス)。

トラス桁から見ていく。
20111005_002.JPG上路トラスだった第6連。線路があった面が左、底が右。ご覧のとおり、向こう側が歪んでいる。こうなると、廃棄だろうか。

20111005_007.JPG拡大すると、左下の、桁のコーナーには支承が見える。一部に枕木が残っているのも見える。下横構は、左からふたつめのパネルでは歪んでいるように見える。

少し右に振る。
20111005_008.JPGレールは残っている。

さらに右。
20111005_009.JPGこのあたりはまだ歪んでいるように見えない。これより右(この場所からは取れない)が歪んでいる。

再び引く。
20111005_005.JPGこうして見ると、トラス桁がねじれているのがわかる。

右の橋脚の支承を見ると、置くのはすべて引きはがされているが、手前のは下部が残っている。そして、それに草木が絡みついている。

さらに引く。
20111005_004.JPG引き抜かれた、橋の上にあったレール。手前側(只見に向かって左)のレールはジョイント部で分断されているが、奥川(同右)は、そこからさらに1本分、レールがつながっている。すなわち、枕木から引き抜かれている。そして末端が、滝(?)に洗われている。よく見ると、継ぎ目板がついている。

20111005_003.JPG残っている第4連。第5連(プレートガーダー)は、第6連に載せかけるように架かっていた(第一利根川橋梁のようにはなっていない)ので、第5連も、第6連とともにもっていかれたのだろう。

3脱線防止ガードを含めて4本のレールが敷かれていたが、垂れ下がっているのは3本。なぜだろう。

20111005_001.JPG残っている桁に、下から近づこうとしたが、藪に遮られて無理だった。

20111005_006.JPG回り込んで、残っているプレートガーダー。歩み板の一部がめくれあがっている。台風の風のせいだろうか、樹木が線路にもたれかかっている。

振り向けば、こう。
20111005_010.JPG夏の期間中、放置していたのだら、当然だ。しかしつらい。

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五礼橋(平成23年新潟・福島豪雨で被害) 福島県只見町












































 
10月2日(日)、カルカルで開催された『オレ鉄ナイト』に参加してきた。

このイベントが開催されると聞いて、すぐ企画者の武田保志さんに「出たい!」と伝えた。話したいことは山ほどあるが、とくに話したいのは、鉄道と地図との関係。鉄道は地形とは密接な関係を持つのに、それを「地図」で見てしまうと、あまりおもしろみを理解してもらえない。だが、鳥瞰図で見ると、鉄道路線が峠を越えるときは、川を遡り、登り切れなくなったところでトンネルに入って峠の下を抜け、向こう側の谷筋に入る…というのがとてもよくわかる。そこから、さまざまな想像が始まる。これを伝えたい。

20111004_999.jpgかつて、そんな本を作った。『カシミール3Dで見る・自分で描く 空から眺める鉄道ルート』だ。2006年の刊行で、書店には在庫しているはずなので、ぜひご覧いただきたい。著者は松本典久さん、写真はRGG(ほとんどが荒川好夫さん撮影)。そこに、この鳥瞰図を自分で作れるソフト「カシミール3D」と地図データ、その解説(すべて杉本智彦さんによる)が入っている。














当日は15時に会場入りし、リハ。
20111004_000.JPGおお、伊藤壮さんの「彫り鉄」が図らずも見えている。(撮影時点では、壮さんが何を出すのか秘密にされていた)

17時30分、第一部スタート。私はステージに向かって右端で、写真家の米屋浩二さんと一緒に観覧していた。

・栗原景さんの『ほろ酔い鉄』
・ヤスコーンさんの『寝台特急鉄』
・武田さんの『社長公募鉄』

そして第二部。私が一人目。けっこう緊張する。一人目だし。
20111004_004.JPG自分がステージに上がっている写真は、米屋さんが撮ってくださった(ありがとうございます)。足閉じろよ>自分。

十数ページのPDFと十数枚の画像を用意していったのだが、思った以上にコメンテーターたち(第一部の方たち)との会話になったので、実際はステージ上でカシミール3Dを操作することに終始した。お見せしたのは、タクさんが話した越美南線・越美北線を結ぶショートカット(油坂峠)ルートの鳥瞰図。これでカシミール3Dに興味を持たれた方は多いと思うので、ぜひこういう楽しみ方を試してみて欲しいなと思う。

ほとんど未発表となった画像はこちら。
20111004-998.JPG(Frickrにアップしてあるので、ジャンプ先からご覧ください)


第二部は、こう。
レオンさんの模型動画鉄
しろうまりもえきちょうさんの中の人鉄
・伊藤壮さんの彫り鉄
松ヒトシさんのオブジェ鉄
・やまもとさんの旅人鉄+写真
佐藤弘樹さんのスポーツ撮り鉄


松さんの「オブジェ」がすごかった。
20111004_002.JPG20111004_001.JPG20111004_003.JPG8630。こういうものは、バルブギアの仕組みや位置関係等を立体的に把握していないと、作ることはできない。なおかつ、大胆なデフォルメもお見事。

クリスタルのC11は、砂撒缶がボイラケーシングとサイドタンクの間を通る様子などまでわかる。いろいろと製作のお話もお伺いしたのだが、ほんとにすごい。


壮さんの彫り鉄。
20111004_007.JPG(ほかの皆さん、写真撮ってないのですみません)。


出演者で集合写真。
20111004_006.JPG.


このイベント、会場のお客さんも、UST見ている人たちも(かなり多かったようだ)、口を挟みたくてうずうずしているのがよくわかった。横山店長はまたやる!と言っているので、次回ももちろん申し込む。

好きなことについて話すのが、こんなに楽しいとは思わなかった。次は倍率上がるかな?


当日のTL(togetter)



第六只見川橋梁。テレビのニュースですぐ上流の本名ダムからのものすごい放流が映り、時間の問題のようにも見えていた橋。やはりというか、落ちた。そのときの映像や画像はネットにずいぶん上がってたと思うが、ちょっといま見あたらない。ニュースサイトものきなみ削除されている。

場所はここ。


本名ダムの堤体の上が国道252号で、そこは問題なく通れる。その手前、ダム下流左岸側からはこう見える。
20111002a_002.JPG川の中央に、落ちたトラス桁。右に橋台。左の樹木の向こうには、残っているプレートガーダー。画像の左が左岸、会津川口方面で、右が只見方面。画像下の草が生えている部分は、旧道かもしれない。

線路の高さに行ってみる。
20111002_000.JPGトラス桁が落ちていて、その向こうに隧道の坑口が開いている。

20111002_003.JPG本名ダムとはこの近さ。豪雨の日は、放流する水のしぶきがこの線路の高さまで上がっていた気がする。


20111002_002.JPG上記地図には記されていないのだが、国道252号左岸側から本名ダムに行く道がある。そこから見た光景が上記のもの。

左に大きく破壊された護岸。その少し上(高台)に民家が数軒。かなりギリギリのところで助かっている…と思いきや、ごっそりとえぐられた部分で家屋が(確か)4件、流されている。その場所では、私が行ったときには重機3台でさまざまな作業を行っていた。

20111002_001.JPG流失したトラス桁はこのようになっている。

寄ってみる。

20111002_004.JPG20111002_005.JPG左が「上」。一部に枕木が残っているのが見える。右が「下」になる。

トラス桁は、他の只見線のトラスと同じ77.5m。過去に落橋したトラス桁を引き上げて再使用したケースはいくつかあるのだが、ここはどうなるのだろうか。

その向こうには、プレートガーダーが落ちている。
20111002_009.JPG径間16mの第6連か19.2mの第8連である。流失したのは第6連から第9連で、第5連までは残っている(後述)。

ダムに少し近づくと、第1連~第5連が見えてきた。こんな位置関係だ。

20111002_006.JPGもう少し近づく。

20111002_007.JPG鈑桁の先端(左端)から川に向かって、こんな角度でレールが川に落ちている。桁の下に「/」という角度で落ちているのは通信ケーブル。

20111002_008.JPGレールが落ちていくさま。「飴のように曲がる」という表現が使われるが、そういう表現があてはまる。

20111002_010.JPG見上げて、飴の出所。橋脚には銘板がある。

第六只見川橋りょう
設計 新橋工事局
施工 K.K.間組
設計荷重 KS-15
基礎工
基礎根入 天端から22.0M
着手 昭和31年9月16日
しゅん工 昭和31年10月9日

橋脚は3週間ほどでできたということか。ずいぶん仕事が早いなと思う。

20111002_012.JPG第5連を見上げる。左が会津川口方向、右が流失した桁方向。

このプレートガーダーの上でも、レールが引きはがされている。一部の枕木は場所が変わっている。

20111002-888.jpg対岸に見える、橋脚と隧道。隧道内から、支えてくれるものがなくなったレールが垂れ下がっている。また、橋台付近、護岸のコンクリートの、とくに右側が破壊されているのがわかる。川は右から左に流れている。






























本名駅。
20111002a_001.JPG20111002a_000.JPG上が只見側、下が会津川口側。

たまたま、初老の男性が通りかかった。話しかけようとしたら、先方から「電車はこないよ」と声をかけてくれた。

「電車(何度も「電車」と言った)が来ないと困る。ここらは年寄りばっかりで、クルマの運転ももうしない人もいる。そういう人たちにとって、只見線がないと病院へ行けない。会津若松まで一日がかりになるけれど。クルマがある人はクルマを使うけれど、そうじゃない人には電車しかない。早く復旧してほしい」



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小川橋(平成23年新潟・福島豪雨で被害) 福島県只見町
楢戸橋(平成23年新潟・福島豪雨で被害) 福島県只見町
万代橋(平成23年新潟・福島豪雨で被害) 福島県只見町
五礼橋(平成23年新潟・福島豪雨で被害) 福島県只見町

















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