忍者ブログ
[437] [438] [439] [440] [441] [442] [443] [444] [445] [446] [447]
20100218.jpg飯田線為栗駅の「駅ノート」を見ていたら、『鉄子の旅』の作者の書き込みがあった。こんなふうに絵が描けたらいいな、こんなかわいい字が書けたらいいな、と思うがちょっとマテ。

名前が・・・。

私自身も年賀状の1割は「磯辺」で来るし、同僚からすらさえ「辺」でメールが来たりする。「磯」が「礎」「礒」、「祥」は「洋」、「行」は「之」になったりする。ひどいのになると4文字中3文字誤っていることがある。しかし、住所録は一回打ち込んだら絶対に見直さないので、延々と毎年誤字で年賀状が来る。

* * *

 
ちゃんと記事として書きたいことは溜まっていく一方なのだが、あまりに時間がない。鋼橋の打ち込みも止まったままだ。まだまだトンネルは長い。
PR
20100214-3.jpg下田ついでに近くの霊山橋。たぶん霊山寺の近く。

石橋はアーチを描いているというのに、欄干の真っ直ぐさ。石橋だから、鈑桁みたいに欄干が桁となって床版を支えるということなどなく、単なる手すりであるからこれもよしのはずなのだが、なにか違和感がある。



ついでに。
20100214-2.jpg先のエントリ「信用」につながる話。30ポンド砲てのが何なのか、見た人がわかるというのか? これを説明するためには

・30ポンドの意味
・日本人はポンドに馴染みがないことへの配慮
・いまの砲は口径で表すのになぜ重さで表すのか
・この大砲がここにある意味
・これがどこ製か
・それが政治的にどういう意味を持つか
・それが技術史的にどういう意味を持つか
・滑空砲かライフル砲か

というようなことを解説せねばなるまいよ、下田市役所殿。ちゃちゃっとググると「カロネード」とかいう誤った記述も生んでしまっている。人がブログに書き写したりしそうなものほど、きちんと説明しておかねばならない。きちんと説明してあれば、そのまま正しい解釈を人が勝手に広めてくれるが、そうでない今回のような場合、誤った解釈だけが広がっていく。
20100214.jpg自家用の隧道、というか元は公のものだったものを私物化したようなものは、その筋の報告に散見される。決して多くはない。

ここに挙げたのは、たぶん自家用なのではないかと思う橋。その根拠は橋の上のモノである。カヘなのか、イスとテーブルがある。カンタンタープが興ざめではある。伊豆の下田市内のものだ。

自宅の前に川があれば、あるいは敷地内に川があれば、自家用の橋は必要だろう。農地の用水路をまたぐ橋などそうだし、丸木橋を結わえただけのようなものは無数にある。軽トラが通れるくらいのものもある。それらに対して、ここにあるものは公の流れの上にあるから(用水路も公には違いなかろうが、それを見る目の数と密度が違うだろう)なんらかの審査の上で架けられたのだろうと勝手に考えている。


ここまで考えて、自家用踏切を思い出し、さらに自家用踏切を設けてもらえない例を思い出した。

20100214-4.jpg20100214-5.jpg飯田線の為栗駅の裏(?)にあるお宅である。どう見ても線路をまたがないと出入りできなさそうだ。しかも、そこには通行禁止の旨の看板まである。

鉄道用地は原則的に鉄道会社のものなので(そうでない場合もある)、この場合はJR東海に分があるのかもしれない。

このお宅は比較的新しいようにも見えるが、建てる際の資材の搬入や建機(柱を立てるのにユニックくらいは必要だろう)はどうしたのだろうか。また放置する謎が増えた。
田村喜子『土木のこころ』をようやく読み始めた。誤記が多い。年月日、地名、固有名詞を誤るとは言語道断。一気に信用が持てなくなった。

先日、ある物書きが、知りもしないことを知っていると思い込んで誤りばかり書いて困る、という話を聞いた。担当編集者はその分野の専門家ではないが、編集担当の意識としてその専門知識部分の不整合に気づき、調べてみると嘘ばかりだったという。トロリーポールとビューゲルとパンタグラフの区別がつかないのなら、もちろんその歴史的価値もわかりようもないのに、ビューゲルをほめていたとか。木を見て森を見ず、どころか葉っぱの色や形しか見てない。そういう見方はもちろんアリだが、それならそれなりの書き方、立ち位置というものがあろう。もう3年ごしの作業らしいが、軌道修正がうまくいくことを願っている。

常々不満なのが、こうした用語が、理解せずに書かれていることだ。鉄道で言えば、電動車の紹介記事ではサイリスタチョッパ制御やVVVFインバータ制御といった用語がたびたび出てくるにも関わらず、それらがなんなのかの解説がない。いまでこそ秀逸な書籍がいくつか刊行されているが、それらの方式が初めて採用された当時、趣味誌レベルではわかりやすい解説はなかったといっていい。美術・芸術に関する紹介記事でもよくある。「アール・ヌーボーの…」「コロニアル様式の…」。書き手に問うと、コロニアル様式がなんなのか、答えられない。そこにコロニアル様式の建物があるということは、コロニアル様式が採用された理由や背景があるはずだ。しかし、それに触れてこそその作品の解説となりうるのに、書き手がわかってない。その建物の公式ページにおいてさえ、そういうことがよくある。


用語に興味を持って検索すると、たいてい検索結果の上位にwikipediaの該当ページが表示される。ところが、書き足されすぎてあまりに冗長なものも多い。「チョッパ制御」はまだ整理されているほうだと思うが、これは第2版が端的でいい。詳細な解説がある事典は偉大だが、端的に表現する辞書はそれ以上に偉大だと思う。
20100211.jpg


志布志市志布志町志布志志布志市役所志布志支所 




小さな文字で見るからこそ、である。「志」「布」「市」「支」「所」の上半分に2本の横線が入り、市なのに同名の町と字が重なり、市役所なのに同名の支所があるという奇跡が重なるとこのような住所となる。あえて字名と市役所名の間にスペースを置かず、番地表示も入れないのはあざといかもしれない。


「町」と「役」が邪魔なので外してみる。

志布志市志布志志布志志布志市所志布志支所 

一本の物干し竿に並べて吊された洗濯物のようにも見える。立体視したくなるが、なにもおきない。



Copyright (C) 2005-2006 SAMURAI-FACTORY ALL RIGHTS RESERVED.
忍者ブログ [PR]
カレンダー
02 2025/03 04
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
カテゴリー
twitter
twitter2
プロフィール
HN:
磯部祥行
性別:
男性
自己紹介:
メールはy_磯部/blue.ぷらら.or.jpにお願いします。日本語部分等は適宜置き換えてくださいませ。
バーコード
ブログ内検索
アーカイブ
カウンター
since 2010.7.30
アクセス解析
フリーエリア