忍者ブログ
[66] [67] [68] [69] [70] [71] [72] [73] [74] [75] [76]



 
三江線はまだまだ線路が残っている。いずれ撤去されるのか、それともこのまま観光資源となるのか。

 
香淀駅はきれいなまま残っていた。自転車置き場の3台は、放置のようだった。

 
ホームへの立ち入りは禁止されていた。

 
柵越しに1枚。

PR
 
島根県松江市の千本ダム。粗石コンクリート造りだ。訪れた2020年8月には修繕工事が行われていた。右岸側が高く、左岸側は自然越流式となっている。登録有形文化財。

 
 
自由に近づけるけれど、写真を撮る視点場としてはイマイチ…。

 
湖面側から見る。夜雀さんのサイトでは、堤体の変位を観測する機器が天端に設けられていたようだが、改修されてなくなった? 

松江市のサイトによれば、天端から支持岩盤までアンカーを38本打ち込み、補強したとのこと。

 
ダム便覧に掲載されている安河内孝氏の解説によると、粗石が谷積み(◇に積む)になっているダムはここだけとのこと。たしかに普通は布積み(水平に積む)だ。越流部は、一つ上の写真の通り、ダム湖側はわりとスパッと切れている。

 
下流側、減勢池(といっていいのかな)の向こうに見える管理橋のアーチにも注目。

 
近づけないし、よく撮れない…。管理橋も登録有形文化財。

 
減勢池の堰堤を越流しているが、右岸側が多い。天端はそのように設計されているのだろうか。

 
 
丸っこい管理棟。扁額、なんて書いてあるんだろう…。

 
水利権の期間、過ぎてますね。。



ぼくが石積み堰堤を見に行きたいと思ったのは、過日、夜雀さんに神戸の石積み堰堤をご案内・ご解説いただいたから。数もそう多くない(実際に行けるのは100基以下)し、近くにあるなら行ってみようと思ったのだ。

資料は『日本のダム美 近代化を支えた石積み堰堤』(川崎秀明著)。千本ダムの前に、そこに掲載されていた金山池は草に覆われていて違っているように思えた。GoogleMapsで検索して行っただけなので、もしかしたらGoogleMapsのプロットが誤っているのかもしれない。周辺では、大谷ダム(重力式コンクリートダム)も行ってみたが、すぐに近づける場所がなさそうだった。





倉吉線の泰久寺駅周辺の廃線跡。軌道内に竹が育っていることで有名だ。ようやく行けた日は高曇りで、鬱蒼とした印象となった。

 
 
泰久寺駅跡にクルマを2~3台停められるスペースがある。駅跡には当時の駅名標がそのまま残っている。用意をしていると、そこに設置してある簡易トイレの清掃に地元の方がやってきた。きちんと管理がなされているのだ。

 
そこからほどなく、こんなふうに大樹が線路脇に伸びている。それだけの期間が過ぎたのだ。このあたりは蚊がまとわりついてきた。

 
泰久寺駅から歩いて5分ほどで、現場だ。

 
 
その先のトンネルまで行ける。トンネルの手前でレールは途切れている。

 
 
 少し倉吉寄りの民家の間にもレールがある。砂利に埋もれた曲線がとても表情があるが、たぶん実際は直進していて、この位置にあるものはなんらかの事情があると思われる。廃線跡も、ここだけでなく、線路が残るところは多数あるようだ。

国道32号の吉野川橋(廃橋/高知県)の少し上流に残る、旧吉野川橋。細身で美しいピントラス、それも平行弦プラットトラスとボーストリングプラットトラスの2連というものだ。ただ、通行止めとなっており、近づくことは難しい。そこで、ドローンによる空撮で近寄ってみた。



撮影中に雨が降ってきたので慌てて撤収。直後、ラフティングのマイクロバスが2台やってきたので、タイミングとしてはちょうどよかったかもしれない。


 
位置関係はこうだ。奥が現在の橋。以前、2010年の夏に来たときにはすぐ近くでアイスクリンを売っていた気がする。


とにかく部材が細い。左岸(写真左)にある県道262号は国道32号の旧道となるが、そこも細い。これが大幹線道路だったのだ。

 
これが、変型している部分。地滑りで橋台が移動、橋体が破損したというが、「縮まった」ということだろうか。







高知県の手結(てい)港にある可動橋が動くところを空撮してきた。ちょっと長いが、それは動きがゆっくりだから。

 
 
手結港はこのように、掘り込み式の港だ。元々、道路は湾を迂回する形で通っているが、とても狭い。1.5車線ではなく1.2車線くらいの狭さだ。また、「4トン車以上ご遠慮ください」ともある。それらのネックを解消するために、バイパスとして湾口を通る道が造られたのだろう。その際、船のアンテナより高い位置に道路を持ち上げるのではなく、可動橋を採用したのだろう。


船溜まりにいる船はみな高いアンテナを立てているが、それがなくても橋の下はくぐれなさそうだ。

 
桁下高さは2.0m。

 
橋が上がる時刻は決まっている。その時刻になると、道路を遮断するように踏切警報機が鳴り出す。すべて鉄道用と同じものだ。操作は手動のようで、右の階段の下に操作室がある。ただし、鉄道と異なり、遮断機が下りたら警報音も点滅も止まる。これは右岸側。

 
これは左岸側。

 
実際の跳開は、トップの動画にあるように、とてもゆっくりだ。音もしない。スーッと上がってくる。

 
70度で音もなく停止する。

 
まったくもって迂闊だったのだが、「見えない」駆動装置部分をこそ、ドローンで撮るべきだった。

 
いまどきに設置した橋で、道路が途切れるのにこれでいいんだな。

 
深夜、ぶっとばしてくると、かなり危険かも。。

 
左岸側にある逆M字のものは、ロックだろうか。油圧シリンダーのようなものがついている。

ぼくが行ったのは(偶然)18時の跳開前だった。時間になると、観光客が4~5組来た。観光用の駐車場もある。見学には便利だ。



Copyright (C) 2005-2006 SAMURAI-FACTORY ALL RIGHTS RESERVED.
忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 6 7 8 9
10 12 13 14 15 16
17 18 19 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリー
twitter
twitter2
プロフィール
HN:
磯部祥行
性別:
男性
自己紹介:
メールはy_磯部/blue.ぷらら.or.jpにお願いします。日本語部分等は適宜置き換えてくださいませ。
バーコード
ブログ内検索
アーカイブ
カウンター
since 2010.7.30
アクセス解析
フリーエリア