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改修中の、耳川水系山須原ダム(写真なし)と西郷ダム(上写真2点)。土砂の堆積が進み、平成17年豪雨における浸水被害の一因にもなったため、土砂を一般河川のように下流に流す通砂運用ができるような改修である。

上の写真は西郷ダムで、ローラーゲート8門からなる洪水吐の中央4門を撤去・切り下げ、大きなローラーゲート2門を設置する。写真で一段高くなっている2門がそれだ。

 
すぐ下流に、部材が置かれていた。これはローラーゲートだろうか? 「流用製品」と書いてある。


ラジアルゲートも置いてあり、やはり「流用製品」と書かれていた。西郷ダムではラジアルゲートは使わないので、上流の山須原ダムのものだろう。山須原ダムの改修は、ラジアルゲート8門中2門を撤去して切り下げ後、大きなラジアルゲート1門を設置する。そのために一時的にここに避難しているのだろう。

なお、山須原ダムは立ち寄ったのに、なぜか写真を撮ってない。撮れる角度がなかったのかもしれない、当時の状況を忘れてしまった。

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北海道のJR札沼線から山一つ西の谷筋を道道28号が走っている。そこを北上していると、広大な親水公園というか噴水周りというか、そののような光景が目に入ってくる。青山ダムだ。

 
導流部の真上に橋が架かっていて、これは旧道にあたるものなのだが、そこから上を見ると広大で緩やかな坂が乾いており、これが公園の雰囲気を醸し出している。下を見ると砂防ダムのような。



地理院地図で見るとおり、天端の左岸側上部は道路となり、右岸側が洪水吐。新道・旧道の位置関係もよくわかる。新道は長大な橋で地形を無視して走っているが、交通量はほとんどない。



その南側にある当別ダム。私の2011年版の地図には載っていない、新しいダムだ。前述の青山ダムを、治水面で補完する役割を持つ。



この数日後、下川のサンルダム周辺で「サンルダムとともに発展しよう」というような標語もたくさん見かけた。その建設途中の現場を見ておけばよかった、と後悔している。





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