JR信越本線の保内駅の裏手にある給油所跡。向こう側の建物は、窓の「JAバンク」という文字やATMブースからして農協かと思いきや、地図を見るとそのようには書いていない。しかし、窓は開き、中には職員らしき人たちが普通に働いている気配がした。撮影は2012年5月2日11時頃、平日である。
クルマを相手にしているわけではないような、なんともいえない給油所の跡。残念ながら、現役ではない。 防火壁にはアポロが白く残っている。理容室のサインはあるが、そこに理容室はなく、一区画東に理容室があるので移転したのかもしれない。 この計量機、ステッカーの下に「赤アポロ」とある。右のステッカーの下は「金アポロ」だろうか。計量器にはTOMISTARとある。私にはわからない。 反対側は「軽油/軽油」。両側合わせて給油ホースは2本しかないのに、メーターは四つある…? 出光灯油。こちらの計量器は少し新しいようだ。 PR
新潟県の、とある県道を走っていると、計量機がひとつ、目に飛び込んできた。道路は写真で言うと右の画面外にあり、道路と並行して短い防火壁がひとつ。そして給油所の両側は道、ないし道のようなもの。防火壁の向こうには、平屋の民家。あまりじろじろみなかったのだが、工務店のような印象も持った。
ガソリンの計量器がひとつだけある。この給油所のある場所は水平ではないため、防火壁も斜めになっている。 防火壁の、出光のロゴとアポロ。「出」の背後に、二回りくらい大きな文字が消えかけているが、これはなんだろう? 防火壁側から道路を見る。 トキコの計量器には、「修理年月日 昭和62年」という打刻があった。その銘板は、東京エンヂニヤー・サービスとトキコのコンビで、型式はSS23とある。 東京エンヂニヤー・サービスはタツノ系、トキコは日立系。このあたりの系譜もおもしろそうだ。 【2012/5/26追記】 @g_standさんより、出光ロゴの後ろに見えているのは出光灯油の炎のマークで、その下に「出光灯油」と書いてあった痕跡が見えるとのこと。さらに、防火壁の下部の薄い水色のラインは出光灯油の塗装パターンであるとも教えていただいた。ありがとうございました。
とあるおいしい酒饅頭を買いに行った帰り、というと嘘だな、ほうぼうに立ち寄るツーリングの一環で酒饅頭を買った後で「旧幹線道路」の雰囲気が漂う一桁県道を走っていた。こういう道はたいてい黄線が引かれた2車線道路で生活の色が濃く、よって給油所やスーパー、あるいは商店などに出会いやすい。
ふと、いい感じの出光があった。いかにも昔からやっていますという雰囲気に、まずグッとくる。 50代か、男性に給油後してもらったあと、ちゃんと写真に収めたくて、ついに言った。 「このスタンドすてきなので、写真撮らせてもらえますか?」 男性はニコニコしながら許可してくれた。そして、私は初めてきちんと給油所に向かったのだけれど、どうも難しい。冒頭の写真は、17mm(フルサイズ)でも防火壁が全部入らない。そして、センターを、全体の中心にするのか、キャノピーにするのか、サービスルームにするのかの迷いが出ている。上の写真も同じだ。手前の道路が斜めになっているのは、これはそういう場所だからだ。 この給油所のどこに惹かれたかというと、工場部分とサービスルームのバランスの良さ、そしてサービスルームの窓のRだ。 なんだろう、こういう建物…と考えて、ハタと気がついた。国鉄の[「カプセル駅」って、こういう印象じゃないか? 細かな意匠はもちろん違うのだけれど、扉や窓の具合に同じ匂いを感じる。IDEMITSUのロゴのあたりに庇をつければ完成する。 (1981年、古津駅) (これはカプセル駅とは言えないかもしれないが、標準設計のプレハブ的な駅舎である) こじんまりした給油所がすてきなのは、掃除が行き届いているからだと思う。すべてのものが整頓されている。これは、経営者の努力の結果である。ここのアブラを入れて良かったと思った。
江東ドボクマッピング 新観光講座 ガソリンスタンド編で触れた、川崎商会。新潟県下でも興味深い店舗を持つ会社であると、ガソリンスタンド・ノートの松村さん(@g_stand) さんから教えていただいたので、改めて行ってみた。
これが、私のもっとも古い記憶に残る給油所である。新潟市西堀通八番町にある。すっかりきれいに改装されていて、40年(以上?)前からの店舗には見えない。 いまこうして写真を見ていると、サービスルームの側面が気になる。そちらもつぶさに見ておくべきだった。給油所部分をいくら改装しようとも、そうしたところはその前の世代のテイストが残っているものだ。 こちらは県道3号「会津通り」と海老ヶ瀬インターとの交差点近くにある。その巨大なアーチは走っていれば絶対に目に飛び込んでくる。アーチの下には「BIG DOMEカワサキ」という看板があるが、ドームではなくアーチであろう。 アーチの径間は60m近くある。しかも、スキューしている。残念ながら、ここで給油はしていない。 これも新新バイパス脇、県道26号にある。パチンコ屋が隣接しているので広大な駐車場があるからヒキが撮りやすい。 大きなキャノピーに山小屋風の意匠。こうした「山小屋風」三角形がもてはやされたのはいつの時代なのだろう。私が子どもの頃にはそういう表現がなされていたから、1970年代のものなのだろうか。 三角の部分は明かり取り窓になっていて、ドームの下はとても明るい。ここでは給油した。 村上の店舗もすてきらしい。次回、行ってみる。
場所は…たぶん赤谷湖の南のどこかだったと思う。出光が、のぞいていた。
民家の家庭菜園の1コーナーが、出光。アポロは左向きと右向きがある。防火壁の断面も白く塗ってあるので、元々このサイズなのだろう。「出光」という字は褪色していて、筆の運びがよくわかる。 出光の「光」に重なっているのは計量器だろうか。確認するには、少しためらわれた。他人の敷地であることがわかるからである。その左、計量器乗っていたとおぼしき場所は、すでにゴミ置き場と化していた。 このドラム缶の中身は何だろう? いや、普通の民家にドラム缶などはきっとない。やはり商売がてら持っていて、それがそのまま放置してあるのだろう。 それにしてもこの狭さ。一般向けではないと思うし、どういう商売だったのだろう? |
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