新潟市 古信濃川と栗の木川の続き。
新潟市内には、かつて「古信濃川」という流れがあった。そのすべては埋め立てまたは暗渠化(どちらか未詳)されてはいるが、ところどころに痕跡がある。そこを、2014年6月1日、路地連新潟主催のイベント信濃川右岸『つなぐ町 流作場@新潟市・沼垂町合併百周年』に参加してたどった。そこで見つけたのが、この水管橋だ。 古信濃川はすでに暗渠化し、その上に家屋まで建っている。川を跨いでいた水管橋は地中化されることもなく、そのまま地上に顔を出しているのは、埋立ではなく暗渠化の証なのだろうか。しかも、道路にでっぱるかのような位置であり、うっかりするとゴミのポイ捨てされたり子供が遊び場にしやすいような感じでもあり、だからだろうか、金網で囲われている。 位置はバツ印をしたところ。赤いラインが古信濃川で、黄色い道路は県道1号線。新潟駅南から西→北西へと流れた古信濃川は現在道路となっているが、現・県道1号線を越えたところですこしオフセットされる。このオフセットされた道は当時の川岸の道で、川跡そのものは埋め立てないし暗渠化されたのだろう。その延長上のバツ印のところに前述の水管橋があり、その先には消防水利と下所島排水機場がある。 小学生の頃、郷土の学習で「排水機場」というものを習ったが、まったく意味がわからなかった。わかるようになったのは、微地形に興味を持ち始めてからである。 PR |
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