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2016年8月31日の台風10号による被災で不通が続く根室本線の東鹿越~新得間。これは幾寅駅の西、二つ目の「幾寅西1号踏切」だ。一つ目は「幾寅原野9号踏切」。「西2号」はないようだ。



遮断桿が取り外されている。

 
頻繁にダンプが通る。東鹿越は石灰石の産地である。

 
踏切部分、レールの溝(といっていいのか)は目詰まりを起こしている。線路は雑草が生い茂っている。これは新得方。

 
これは東鹿越方。こちらのほうが雑草が少ない。

※この区間廃線ではないが、撮影時は既に5年間放置されており、JR北海道も廃止に意向を持っていて今後の希望が見えない状態なので、便宜上カテゴリを「廃線跡」とした。

(2021年7月撮影)




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美幸線の廃線あとは道路に転用された部分もあるが、並行して残っているところもある。ここは健康回復村の近く、歌登辺毛内(うたのぼりぺんけない)。築堤が延々と見える。そこに、カルバートが一つ。

 
翼壁には「1969-8」の象嵌。型となった木片も残る。この「1969-8」は築堤の両側、道路から見ても両側、合計4カ所にある。この写真を撮ったのは2021年7月。52年前の完成。

 
カルバートを抜けて振り返る。この道は、地理院地図にもGoogleMapsにもないが、Googleの衛星画像を見ると、森林伐採のため?の道のようだ。どこかで行き止まっている。




 
下関港には多くの廃線跡がある。下関駅の南東側にある第一突堤、第二突堤に向けての廃線跡をいくつか。これは第二突堤に行く線路。右が第二突堤。ここでその線路は分岐していたようだ。

 
逆…下関駅側を見ると、線路がビルに突っ込んでいるかのように見える。


そのまま南下すると道路を横切る。あいにくトラックが塞いでいる。

 
廃線跡は草に覆われている。レールはあるようだ。

 
上の写真の右側、バリケードすごい。

 
第二突堤。市営上屋が二つ? 金網で囲われている。中には入れない。

 
途切れ途切れで線路が残っている。この日は捕鯨母船の日進丸が入港していて、人が多く出入りしていた。そして、そういう意味での警戒もなされていた。

 
こちらは第一突堤への線路跡。この先(右側)にはゲートがあり、立ち入りはできない。この向こうに見えているフェリーは関釜航路の「はまゆう」。そこが下関国際フェリーターミナル。

以上、南東側の廃線跡。下関港といえばレサが発着していたことが有名だが、それは下関駅の西側。そちらも少しだけ廃線跡があるらしい。しかも下関漁港閘門(昇開橋)もある。下調べがまったくなっていない。また行く理由ができた。








 
三江線はまだまだ線路が残っている。いずれ撤去されるのか、それともこのまま観光資源となるのか。

 
香淀駅はきれいなまま残っていた。自転車置き場の3台は、放置のようだった。

 
ホームへの立ち入りは禁止されていた。

 
柵越しに1枚。



倉吉線の泰久寺駅周辺の廃線跡。軌道内に竹が育っていることで有名だ。ようやく行けた日は高曇りで、鬱蒼とした印象となった。

 
 
泰久寺駅跡にクルマを2~3台停められるスペースがある。駅跡には当時の駅名標がそのまま残っている。用意をしていると、そこに設置してある簡易トイレの清掃に地元の方がやってきた。きちんと管理がなされているのだ。

 
そこからほどなく、こんなふうに大樹が線路脇に伸びている。それだけの期間が過ぎたのだ。このあたりは蚊がまとわりついてきた。

 
泰久寺駅から歩いて5分ほどで、現場だ。

 
 
その先のトンネルまで行ける。トンネルの手前でレールは途切れている。

 
 
 少し倉吉寄りの民家の間にもレールがある。砂利に埋もれた曲線がとても表情があるが、たぶん実際は直進していて、この位置にあるものはなんらかの事情があると思われる。廃線跡も、ここだけでなく、線路が残るところは多数あるようだ。



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