岩手開発鉄道の長安寺駅のすぐ近くにあった木製の人道橋。GoogleMapsには表示されないが、地理院地図では表示される。見ての通り、幅1mほどだろうか、歩み板は両足を置くくらい幅しかない。 おそらく電柱を再利用した木材を2本、桁として使っており、その上に枕木方向に板を貼り、さらにその上に軸方向に歩み板を貼っている。側面というか手すりは、角材を軸方向に横たえ、そこに柱を立てて手すりを設けている。手すりが転倒しないように枕木方向に斜めに突き出した材がある。 写真のスパンは2本の桁が軸方向でつながっており、当然、そこには強度はないので、中間に木製の橋脚を建てている。 桁裏。橋台方向。 桁裏。橋脚方向。桁には多数の釘が一列に打ち込んである。 対岸より。向こうに岩手開発鉄道の踏切が見える。ここは長安寺の集落と国道108号を結ぶ道。撮っている10分ほどのうちに、3人が利用していた。 長安寺駅も閉鎖されているが、駅名は掲げられている。 PR |
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