山梨県の「猿橋」と同じ「刎橋」が防府市にある。両岸から柱を突き出し、そこに桁をかけるものだ。「枡築らんかん橋」(ますつき…)という。 刎ね出しは2段。この「高さ」、構造由来ではあろうが、説明文には空頭の確保というようになされている。 親柱などはない。名前の由来である「らんかん(欄干)」もない。 石板が4枚、渡してある。刎ね出し部分はコンクリートが充填してある。 反対側から。「バイク通行禁止」とあるということは、かつては日常的に通っていたんだろうな。 刎ね出し部分のアップ。人力による石積みと、現代のコンクリート護岸と。 「枡築らんかん橋」の「枡築」とは、入川(海水の水路)に囲まれた塩田のこと。それが桝の形をしているのでこう呼ぶ。このあたりは塩田だったのだ。「枡築らんかん橋」は9基あったが、現存は3基。現役なのはこれ。あとは2基が、佐和川SA上り線と三田尻塩田記念産業公園にあるというが、それを知ったのは帰宅後のことだった。 PR |
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