忍者ブログ
[42] [41] [40] [39] [37] [36] [35] [34] [33] [32] [31]
忘れてしまわないうちに書いておく。
自分自身の、おそらく最古の記憶である。
それは、親も覚えているできごとである。

おそらく2歳かそこらであろう。
足でこぐクルマに乗って家を出てしまい、帰ってこれなくなった記憶である。
その足こぎクルマとは、おそらく内側にクランクのあるタイプ。
これで、自宅からわずか100mあたりまでひとりで出てしまった。
記憶にあるのは、見知らぬ(?)町をひとりでガラガラとこぐ景色である。

泣きわめいていたのであろう。
近所の人が連れてかえってくれたらしい。
このあたりの記憶はない。


いまでも、実家周辺は数百メートル先の家々まで知り合いであり、
もしいま、実家に住む私の姪や甥が同じことをしても、
同じ人が連れて帰ってくれるかもしれない。
そういう土地で育った。

この歳になって実家に帰省すると、そうした近所の機微を強く感じる。
そして、それがいま住む東京周辺の常識とかけ離れていることを感じる。

おかずをたくさん作ってしまったら、いちいち持っていく。
そんなコミュニティは、姪、甥の世代まで続くのだろうか?
PR


Copyright (C) 2005-2006 SAMURAI-FACTORY ALL RIGHTS RESERVED.
忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 6 7 8 9
10 12 13 14 15 16
17 18 19 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリー
twitter
twitter2
プロフィール
HN:
磯部祥行
性別:
男性
自己紹介:
メールはy_磯部/blue.ぷらら.or.jpにお願いします。日本語部分等は適宜置き換えてくださいませ。
バーコード
ブログ内検索
アーカイブ
カウンター
since 2010.7.30
アクセス解析
フリーエリア